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スプレッドシートの文字列として扱う関数
こちらの記事では、スプレッドシートで、セルに記述している内容を文字列として扱うための関数をご紹介します。
使われるシーンがそこまで多くない関数ですので、ぜひこの機会に覚えてみてください。
スプレッドシートの文字列として扱う関数
スプレッドシートに記述している内容を、文字列として扱うための関数は、「TO_TEXT関数」です。記述の仕方としては以下の通りです。
=TO_TEXT(変換したい内容)
括弧内の記述の仕方は、実際に文字列として出力をしたい数値や日付の情報をそのまま入力してもよいですし、「A2」などセルを指定しても構いません。
TO_TEXT関数を使った実例
続いては、TO_TEXT関数を用いた実例をご紹介します。
C2セルに「2023/4/1娘誕生」と表記するために、『=A2&B2』という数式を入力しています。
しかし、A2セルは文字列でないため、C2セルは意図しない表記になってしまっています。こういった場合に、TO_TEXT関数を使ってA2セルを文字列として扱い、意図した表記にしていきます。
C2セルに「=TO_TEXT(A2)&B2」と入力します。
結果が出力されます。以上が、セルに記述している内容を文字列として扱うための関数と、その使い方です。