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スプレッドシートの印刷時に線を消す方法
スプレッドシートでは設定の影響から、セルを区切る境界線であるグリッド線が表示された状態で印刷されてしまう場合があります。
そのためせっかく作った資料も、必要のないグリッド線が表示されることでデザインが改悪されてしまうという事態が起こりえます。
ぜひ、この記事でご紹介している方法を参考に、グリッド線を消してスプレッドシートの印刷を行ってください。
スプレッドシートの印刷時に線を消す方法
デフォルトの設定から変更を加えていない場合、セルを区切る境界線であるグリッド線が表示された状態でスプレッドシートが印刷されてしまいます。
以下では、グリッド線を消した状態で印刷を行う方法を2通りご紹介します。
印刷設定で線を消す
印刷時だけグリッド線を消したい場合には、印刷設定を変更します。
詳しい方法は以下の通りです。
スプレッドシートを開きます。
画面左上の「印刷」ボタンを押します。
「印刷設定」が開きました。
①「印刷」で「現在のシート」、②「用紙サイズ」で任意の用紙サイズ(例:A4)をそれぞれプルダウンから選択し、③「ページの向き」で任意の方向(例:縦向き)を指定します。
④「印刷形式」を選択します。
①「グリッド線を表示」のチェックマークを外します。
すると、印刷プレビューにグリッド線が記載されなくなりました。
②「次へ」ボタンを押します。
「印刷」が表示されました。
①「送信先」のプルダウンから印刷に使用するプリンターを選択し、②「カラー」で印刷のカラー設定を指定します。③「印刷」ボタンを押します。
スプレッドシートが印刷されましたが、グリッド線は記載されていません。
印刷設定を変更することでグリッド線を消して、スプレッドシートを印刷することができました。
編集画面で線を消す
あらかじめ編集段階でグリッド線を消しておけば、印刷設定を変更する必要がなくなります。
ついつい印刷設定を変更し忘れてしまうという方は、ぜひお役立てください。
詳しい方法は以下の通りです。
スプレッドシートを開きます。
①「表示」タブ、②「表示」の順に選択し、③「グリッド線」のチェックマークを外します。
設定を変更したことにより、編集画面にグリッド線が記載されなくなりました。次に、スプレッドシートを印刷します。
画面左上の「印刷」ボタンを押します。
「印刷設定」が開きました。
編集画面でグリッド線を非表示にした場合には、「印刷設定」で設定を変更しなくてもグリッド線が表示されることはありません。
それでは、グリッド線以外の設定を指定して印刷を行いましょう。
①「印刷」で「現在のシート」、②「用紙サイズ」で任意の用紙サイズ(例:A4)をそれぞれプルダウンから選択し、③「ページの向き」で任意の方向(例:縦向き)を指定します。
④「次へ」ボタンを押します。
「印刷」が表示されました。
①「送信先」のプルダウンから印刷に使用するプリンターを選択し、②「カラー」で印刷のカラー設定を指定します。③「印刷」ボタンを押します。
スプレッドシートが印刷されましたが、グリッド線は記載されていません。
編集画面でグリッド線を消して、スプレッドシートを印刷することができました。