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スプレッドシートの文字列の書式設定について
こちらの記事では、スプレッドシートの文字列の書式設定についての情報をお伝えします。
スプレッドシートでは、文字列に対してさまざまな書式設定を行うことができます。書式設定によって、内容を見やすくしたり、関数に対応できるようにすることもできます。
これからスプレッドシートをより使い込んでいきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
スプレッドシートの文字列の書式設定について
文字列の書式設定は、セル単位で細かく設定できます。
数値の前後に単位をつける
ワンクリックで所定のセルに、「¥」や「%」などの単位をつけることができます。今回は例として、「¥」を特定のセルに付けてみましょう。
①「¥」を表示させたいセルを選択して、②ツールバーから「¥」アイコンをクリックします。
選択したセルに「¥」マークが表示されます。
なお、記号を表示したときに、意図せず小数点以下の数値が表示されてしまう場合は、必要に応じて矢印の箇所のアイコンをクリックして調整してください。
左側のアイコンで表示される小数点以下の数値を減らし、右側のアイコンで逆に増やすことができます。
数値にカンマをいれる
メニュー操作によって、数値に「,」カンマを表示することができます。
カンマを表示させたいセルを選択します。
①「表示形式」、②「数字」、③「数値」の順に選択します。
以下のショートカットキーでも「数値」を選択できます。
OS | ショートカットキー |
---|---|
Windows | Alt+O,N,N(Google Chrome) Alt+Shift+O,N,N (その他ブラウザ) |
Mac | Option+O,N,N(Google Chrome) Option+Shift+O,N,N (その他ブラウザ) |
カンマが表示されます。
なお、こちらの操作によって意図せず小数点以下の数値が表示されてしまう場合は、上記「数値の前後に単位をつける」内で紹介している内容と同じ対処を行ってください。
文字の書式を変更する
太字にしたり、フォントを変えたりといった操作が可能です。
文字を太字にする
①太字にしたいセルを選択して、②ツールバーから「太字」アイコンをクリックします。
選択したセルが太字になりました。
文字のフォントを変える
①フォントを変更したいセルを選択して、②現在のフォントをクリックして、③変更先のフォントを選択します。
選択したセルのフォントが変わりました。
表示形式の変更
「表示形式」とは、スプレッドシートのセルに入力されたデータをどのように表示するかを指定するものです。データ自体は変わりませんが、見た目が変わります。
表示形式はセルや列ごとに指定が可能です。
スプレッドシートで表示形式を文字列にする方法
以下の記事にて、スプレッドシートで表示形式を文字列に変更する方法をご紹介しています。
メニューから変更する方法と、関数から変更する方法をご紹介しています。メニューからであれば、同じ手順で「文字列→数字」「文字列→日付」など、文字列から他の表示形式に変更することもできます。
書式設定の主なショートカット
書式設定に関わるショートカットキーをご紹介します。ショートカットキーを使用することによって作業効率がよくなりますので、日常的に使って覚えることをおすすめします。
効果 | ショートカットキー |
---|---|
太字にする | Ctrl+B |
斜体にする | Ctrl+I |
下線を引く | Ctrl+U |
少数に設定(カンマあり) | Ctrl+Shift+1 |
通貨に設定 | Ctrl+shift+4 |
パーセンテージに設定(%) | Ctrl+5 |