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スプレッドシートの閲覧者ができること
こちらの記事では、スプレッドシートの閲覧者ができることについて、ご紹介します。
「閲覧者」というと、ただファイルを見るだけのユーザーのように感じますが、デフォルトの設定では意外と、それ以外のこともできます。
その他、閲覧者の権限を付与されているユーザーが、他の権限に変更してもらえるようにリクエストをする方法もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
スプレッドシートの閲覧者ができること
以下にて、スプレッドシートの閲覧者ができることをご紹介していきます。
閲覧者
デフォルトの状態では、「閲覧者」権限を付与されているユーザーができることは以下の通りです。意外とできることは多いです。
- シートの閲覧
- ダウンロード
- 印刷
- コピーの作成
閲覧者(コメント可)
「閲覧者(コメント可)」の権限が付与されている場合、上記の「閲覧者」権限に追加して、コメントを残すことができます。
コメント機能とは
コメント機能とは、共有しているファイルにコメントを追加したり返信することで、他のユーザーとの共同編集をスムーズに行うための機能です。コメントの入力方法は以下の通りです。
①コメントを追加したいセルを選択して、②画面右上に表示されている「コメント」アイコンをクリックし、③「コメントを追加」ボタンをクリックします。
①コメントの入力欄が表示されるので入力し、②「コメント」ボタンをクリックします。
コメントがシート上に反映されます。以上が、コメントの入力方法です。
ダウンロード・印刷・コピーの項目を非表示にする
「閲覧者」の権限は初期設定の場合、「ダウンロード」「印刷」「コピー」の項目が表示されます。これらの表示もされないようにするためには、以下の記事内で紹介している設定を行います。
記事内の「閲覧者の権限を閲覧のみに限定する(設定変更)」という見出しの内容を、ご参照ください。
権限の変更をリクエストする
共有権限の変更をするのはオーナーですが、共有を受けている側のユーザーも、リクエストという形で、オーナーに向けて要望を出すことができます。手順は以下の通りです。
共有を受けているユーザー側の画面で、①現在の権限が表示されているボタンをクリックして、②「編集権限をリクエスト」をクリックします。
リクエスト画面が表示されるので、①必要に応じてメッセージを入力(省略可能)し、②「送信」ボタンをクリックします。
この操作により、リクエストがオーナーに送信されます。
オーナーのメールボックスに、リクエストの通知メールが届きます。
オーナーは通知メールを開いて、①編集権限のプルダウンメニューから変更先の権限を指定し、②「共有」ボタンをクリックします。
メールの本文がこちらの画面に切り替わったら、共有設定の変更は完了です。
以上が、共有を受けているユーザー側から、共有権限のリクエストを送信する方法です。