- 公開日:
- 更新日:
Google Chromeのバージョンについて
Google Chromeのバージョンを確認する方法やバージョンアップする方法など、バージョンに関する情報をまとめてご紹介します。
Google Chromeは、セキュリティなどの面を考えると最新の状態で使うことがベストですが、旧バージョンをダウンロードすることはできるのかについても説明しますので、ご参照ください。
Google Chromeのバージョンとは?
Google Chromeのバージョンは自動で更新され、最新のセキュリティや機能がすぐに使えるようになります。
また、脆弱性やバグも修正されるので、最新のバージョンに更新することで、ユーザーの安全性を保つことができます。
バージョン履歴
Google Chromeのバージョン一覧や履歴については、リリースノートで確認できます。
リリースノートでは、バージョンアップデートによる新機能、また不具合やバグの修正点などが記載されています。
リリースノートに関する詳しい情報は、下記記事でご紹介しています。「Chrome リリース」と「Chrome Chrome EnterpriseおよびChrome Educationリリースノート」がありますので、ご参照ください。
Google Chromeのバージョンを確認する
Google Chromeのバージョンを確認する方法については、下記記事で説明しています。
PC(Windows)、スマホ(Android、iPhone)それぞれ現在のバージョンを確認する手順をご紹介していますので、ご参照ください。
最新バージョンを確認する
Google Chromeの最新バージョンを確認する方法は、下記記事でご紹介しています。
PCの場合は、バージョンを確認するだけで、最新のバージョンなのか、更新が必要なのかがわかるようになっています。
また、スマホの場合は、Play ストアおよびApp StoreのGoogle Chromeアプリの情報で確認できます。
Google Chromeをバージョンアップする
Google Chromeのバージョンアップは、通常PCでブラウザを閉じて、次に開くまでの間にバックグラウンドで行われることになっています。
ブラウザを開いたままの状態が続いている場合はバージョンを確認し、バージョンアップを行いましょう。
Google Chromeを開き、①「︙」をクリックし、②「ヘルプ」、③「Google Chromeについて」の順に選択します。
「︙」アイコンの色が変わっている場合は、アップデートが保留中の状態です。それぞれの色の説明は、下記記事の「Windowsの場合」をご参照ください。
設定画面が開き、バージョンアップが必要な場合は、上記のように「アップデートが適用されました。更新を完了するにはChromeを再起動してください。」と表示されますので、「再起動」をクリックします。
開いていたタブやウィンドウは、再起動後に自動的に表示されますが、シークレットウィンドウは表示されませんのでご注意ください。
再起動後に「Chromeは最新の状態です」と表示されていれば、バージョンアップ完了となります。
Google Chromeをバージョンダウンする
Google Chrome ヘルプには、バージョンダウンについて「Google WorkplaceとChrome ブラウザエンタープライズサポートのお客様のみを対象としている」と記載されています。
一般のユーザーの方がバージョンを戻すには、次項の「旧バージョンをダウンロードする」をご参照ください。
旧バージョンをダウンロードする
Google Chromeの過去のバージョンをダウンロードする方法について、WindowsとMacそれぞれの手順をご紹介します。
ただし、古いバージョンを使うことになりますので、以下の点にご注意の上、ご自身の責任をもって行ってください。
- 最新のセキュリティ機能ではないため、安全とは言えません
- 最新バージョンの機能は使えなくなります
- 速度やパフォーマンスが低下します
Windows
Googleの公式サイトでは、旧バージョンを入手することはできません。そのため、今回はUptodownで旧バージョンをダウンロード・インストールしますが、非公式のサイトとなります。セキュリティなどの面では安全とは言い切れませんので、ご自身の判断で行うようにしてください。
例として、「Google Chrome 96.0.4664.110」を選択します。
「ダウンロード」ボタンをクリックします。
ダウンロードが完了したら、すでにインストールしているGoogle Chromeをアンインストールします。
アンインストールの手順については、下記記事でご紹介していますのでご参照ください。
アンインストール完了後、旧バージョンのダウンロード先のフォルダを開き、該当のアプリ(例:google-chrome-96-0-4664-110)をクリックします。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」ダイアログボックスが表示されますので、「はい」ボタンをクリックします。
「Chromeはどなたが使用しますか?」と表示されますので、ユーザーを選択します。
Google Chromeが開きますが、「︙」アイコンに赤字で「更新」と表示されます。これは、アップデートが1週間以上前にリリースされていることを意味します。
バージョンを確認するため、①「︙」をクリックし、②「ヘルプ」、③「Google Chromeについて」の順に選択します。
バージョンが、今回ダウンロードした「96.0.4664.110」になっています。
「再起動」をクリックすると、最新バージョンに更新されます。
Mac
Macの場合でも旧バージョンのGoogle Chromeをダウンロードすることが可能です。
方法の詳細は以下のとおりです。
Uptodownにアクセスし、任意の旧バージョン(例:103.0.5060.134)を選択します。
Uptodownは非公式サイトです。旧バージョンのダウンロードはセキュリティ面において危険ですのでご自身に判断により行うようにしてください。
「ダウンロード」ボタンをクリックします。
「ダウンロードを許可しますか?」という確認メッセージが表示されます。
「許可」ボタンをクリックします。
ダウンロードが開始されます。
ダウンロードが完了したら、現在のGoogle Chromeをアンインストールします。
「Finder」を選択します。
「Finder」ダイアログボックスが表示されます。
①「アプリケーション」を選択します。
②「Google Chrome」のアイコンの上で右クリックして、③「ゴミ箱に入れる」を選択します。
アンインストールするためにはパスワードの入力が必要です。
パスワード入力画面が表示されたら、①Macのパスワードを入力し、②「OKボタン」をクリックします。
これで現在のGoogle Chromeをアンインストールすることができました。
次に、旧バージョンのインストールを行います。
ブラウザのダウンロードリストで、「google-chrome-103-0-5060-134.pkg」のファイルをダブルクリックします。
「Google Chromeのインストール」ダイアログボックスが表示されます。
「続ける」ボタンをクリックします。
「インストール」ボタンをクリックします。
インストールにはパスワードの入力が必要です。
パスワード入力画面が表示されたら、①Macのパスワードを入力し、②「ソフトウェアをインストール」ボタンをクリックします。
「インストールが完了しました。」というメッセージが表示されたら、問題なくインストールが完了しています。
「閉じる」ボタンをクリックします。
Finderを選択します。
「Finder」ダイアログボックスが表示されました。
①「アプリケーション」を選択して、②「Google Chrome」をダブルクリックして開きます。
Google Chromeが起動します。
バージョンを確認しましょう。
①「︙」をクリックし、②「ヘルプ」、③「Google Chromeについて」の順に選択します。
赤い矢印で示したように先程ダウンロードした「103.0.5060.134」というバージョンになっていることが分かります。
これでMacで旧バージョンのGoogle Chromeをダウンロードすることができました。