- 公開日:
Google ドキュメントのページを設定する方法
この記事では、Google ドキュメントのページの設定に関する情報をまとめてご紹介します。
Google ドキュメントでは、ページの向きや余白など細かくページを設定することができます。
また、ページの区切りを追加する方法やページ数を追加・表示する方法などについても説明します。
Google ドキュメントのページを設定する方法
Google ドキュメントでは、ページのサイズや余白の設定など、さまざまなページ設定を行うことができます。その操作方法について説明します。
ページを横向きにする
Google ドキュメントのページの向きは、デフォルトでは縦向きとなっていますが、ページ設定で横向きにすることができます。その方法については、下記記事でご紹介しています。
ページごとに向きを変更する
ページ設定で横向きにすると、すべてのページが横向きになりますが、ページごとに縦向きと横向きを使い分けて設定することも可能です。
その設定方法については、下記記事の「ページの向きを変更する」セクションをご参照ください。
ページのサイズを変更する
Google ドキュメントのページのサイズは、デフォルトではA4となっていますが、A3やB4などサイズを変更することができます。また、スマホのGoogle ドキュメントアプリでのページのサイズ変更も可能です。
デバイス別のページのサイズ変更の方法については、下記記事で詳しく説明しています。
ページの余白を設定する
Google ドキュメントでは、cm単位で上下左右の余白を設定することができます。
ページの余白の設定方法については、下記記事で説明しています。余白の設定例や設定できない場合の対処法もご紹介していますので、ご参照ください。
ページ分けの設定を変更する
Google ドキュメントのページ設定では、ページ分けあり形式とページ分けなし形式の切り替えができます。
デフォルトではページ分けあり形式となっていますが、ページ分けなし形式を選択すると、改ページなしとなります。そのため、ページの向きや余白などの設定はできませんが、連続してスクロールできるようになります。
ページ分けの設定の変更方法については、下記記事の「ページ分けの形式を変更する」セクションでご紹介しています。
さまざまなページ設定
ページに区切りを追加する、ページ数を表示するなど、ページに関するさまざまな設定について、PC(Windows)での操作方法をご紹介します。
ページに区切りを追加する
Google ドキュメントで対象のファイルを開き、区切りを追加する位置にカーソルを合わせます。
①「挿入」タブ、②「区切り」、③「セクション区切り(次のページ)」の順に選択します。
カーソルが次のページに移動し、区切りが追加されました。
1ページ目に戻ってみると、見た目には区切りが追加されていることはわかりません。
区切りが挿入されているか確認するには、①「表示」タブ、②「印刷されない文字を表示」の順に選択します。ショートカットキー「Ctrl+Shift+P」でも可能です。
改行など印刷されない文字が表示され、「セクション区切り(次のページ)」が挿入されていることがわかります。
再度同じ操作を行うと、表示が消えます。
次のページを追加する(改ページ)
Google ドキュメントで次のページを追加するには、改ページを挿入する機能を使います。
改ページする方法およびその解除方法については、下記記事でご紹介しています。改ページを挿入する機能は、ページ分けなし形式のドキュメントでは使えませんのでご注意ください。
ページ数を表示する
Google ドキュメントでファイルを作成し、現在のページ数を表示したい場合は、スクロールバーにマウスオーバーすると「現在のページ数/総ページ数」が表示されます。
今回の例では「3/4」と表示され、現在のページ数が3、総ページ数が4となります。
もう一つ総ページ数を表示する別の方法として、①「挿入」タブ、②「ページ番号」、③「ページ数」の順に選択します。
カーソルの位置に総ページ数が表示されます。
ページ番号を追加する
Google ドキュメントでは、ページ番号を自動で追加することができます。
対象のファイルを開き、①「挿入」タブ、②「ページ番号」、③「ページ番号を配置する場所」の順に選択します。
ページ番号を配置する場所は、右上(ヘッダー)または右下(フッター)、そして最初のページをスキップするかどうかも選択できるようになっています。
今回の例では、ファイルにヘッダーが追加され、右上にページ番号が自動で挿入されました。
途中から(3ページ目から)ページ番号を追加できる?
Google ドキュメントでは、セクション区切りを追加し、セクションを指定してページ番号を追加することができます。
3ページ目からページ番号を追加するには、2ページ目の終わりにカーソルを置いた状態で、①「挿入」タブ、②「区切り」、③「セクション区切り(次のページ)」の順に選択します。
カーソルが3ページ目に移動しますので、テキストを入力します。
テキスト入力後、①「挿入」タブ、②「ページ番号」、③「その他のオプション」の順に選択します。
「ページ番号」ダイアログボックスが表示されますので、「このセクション(セクション 2)」をクリックします。
表示されたメニューの中から「このセクション以降」を選択します。
①ページ番号の位置(例:ヘッダー)を選択し、②「適用」ボタンをクリックします。
3ページ目にページ番号「1」が追加されました。
4ページ目には、自動でページ番号「2」が表示されます。
1ページに収める
Google ドキュメントでは、ページの各種設定(余白や行間隔など)を変更することで1ページに収めることができるようになります。
1ページに収めるための設定の変更方法については、下記記事をご参照ください。
2ページを並べて表示する
Google ドキュメントで2ページを横並びで表示するには、印刷設定を変更します。ただし、2ページを並べて表示するのみで、編集はできません。
2ページ並べて表示し、編集もしたい場合は、ファイルを2つのウインドウで同時に開く必要があります。
印刷設定を変更して2ページ並べて表示する方法、およびファイルを2つのウインドウで同時に開いて2ページ並べて編集する方法については、下記記事でご紹介しています。
ページを追加する
Google ドキュメントで新しいページを追加する方法は、下記記事でデバイス別(PC、スマホ)に説明しています。
改ページを挿入する機能がありますので、ファイルの途中でも簡単にページを追加することが可能です。
ページをコピーする
Google ドキュメントでファイルを開き、コピーするページを表示します。
①コピーするページのテキスト等を選択し、②右クリックし、③「コピー」を選択します。
ショートカットキー「Ctrl+C」でも可能です。
ページの順番を入れ替える(並び替え)
残念ながら、Google ドキュメントにはページの順番を入れ替える機能はありません。
順番を並び替えたい場合は、現時点では改ページをしながらコピーして貼り付けるなどの方法しかありません。
ページを削除する
Google ドキュメントでページを削除するには、BackSpaceキーまたはDeleteキーを使います。空白ページや2ページ目のみ削除したい場合も、同様に操作することで可能です。
ページを削除する方法については、下記記事でまとめてご紹介しています。
Google ドキュメントのページについてよくある質問
Google ドキュメントのページに関するよくある質問にお答えします。
Google ドキュメントのトップページは?
Google ドキュメントのトップページは、Google Chromeブラウザでアカウントにログインした状態でdocs.google.comにアクセスすると、上記のように表示されます。
トップページ(ホーム画面)は、テンプレートギャラリーや最近使用したドキュメントで構成されています。
1ページは何文字?
1ページは何文字なのかについては、ページのサイズや余白、フォントサイズなどの設定によって変わります。
Google ドキュメントのデフォルトのページ設定で何文字になるのかについては、下記記事の「Google ドキュメントのA41枚あたりの文字数は?」セクションでご紹介しています。
Google ドキュメントには、文字数をカウントする機能もあります。その使い方については下記記事でご紹介していますので、ご自身で作成したファイルの文字数をカウントしてみましょう。