- 公開日:
- 更新日:
グーグル マップで現在地がずれる?位置情報がおかしいときは?
Google マップで表示される現在地が、実際にいる場所と違う場所を示していることがあります。
これでは正しいルートを調べることができませんよね。
この記事では、Google マップで正確な現在地を表示する方法についてお伝えします。
Google マップで現在地が違うのはなぜ?
そもそも、どうして現在地がずれてしまうのでしょうか。
現在地がずれてしまう主な原因について以下にまとめました。
パソコン(PC)の場合
インターネットの接続状況がよくない
インターネットの接続状況がよくないと、現在地が更新されないことがあります。
GPSを取得できない場所にいる、もしくはGPS機能がない
GPSは人工衛星が発する電波を受信して位置情報を取得するシステムです。
人工衛星からの電波を遮ってしまう屋内や高層ビルの近くなどでは、正しい現在地が取得できないことがあります。
屋内で使用することが多いパソコンでは、GPSの電波をうまく受信できないため、IPアドレスで位置情報を取得します。
しかし、IPアドレスは位置情報の取得精度が低いため、正しい現在地が取得できないことがあります。
スマホ(iPhone)の場合
インターネットの接続状況がよくない
インターネットの接続状況がよくないと、現在地が更新されないことがあります。
正しい位置情報を取得できない設定になっている
プライバシー保護のために、ずれた現在地を表示する設定になっているかもしれません。
GPSを取得できない場所にいる
GPSは、人工衛星からの電波を遮ってしまう屋内や地下、高層ビルの近くなどでは正しい現在地が取得できないことがあります。
Wi-Fiやモバイルデータ通信を使用していない
Wi-Fiやモバイルデータ通信は、GPSでは難しかった屋内や地下でも位置情報を取得できます。
さらに、複数の方法を使用して位置情報の取得を行うことで位置情報の精度が高まります。
つまり、Wi-Fiやモバイルデータ通信のいずれかがオフになっていると取得できる位置情報が減ってしまい、正しい現在地を取得できないことがあります。
位置情報がおかしいときの対処方法
正しい位置情報が表示されないときは以下の対処法をためしてみてください。
パソコン(PC)の場合
インターネットの接続状況を確認する
通信環境が安定しているか確認してみましょう。
インターネット接続が途切れることで位置情報が更新されない場合があります。
タスクバーにある「インターネットアクセス」をクリックします。
一番上に表示されているのが現在接続されているネットワークです。
位置情報の設定を確認する
位置情報を使用できる設定になっているか確認します。
画面左下の「スタート」をクリックします。
歯車マークの「設定」をクリックします。
「設定」ダイアログボックスが表示されます。「プライバシー」をクリックします。
「位置情報」をクリックします。
「このデバイスでの位置情報へのアクセスを許可する」の「変更」ボタンをクリックします。
①「このデバイスの位置情報へのアクセス」ポップアップが表示されるので「オン」にし、②「アプリが位置情報にアクセスできるようにする」も「オン」にします。
パソコンを再起動する
どうしても直らない場合はパソコンを再起動してみましょう。
画面左下にある「スタート」ボタンをクリックします。
「電源」ボタンをクリックします。
「再起動」を選択して再起動させます。
スマホ(iPhone)の場合
場所を移動する
屋外にいる場合は、高層ビルの近くや木の陰といった遮蔽物がない場所に移動して数分待ってみましょう。
インターネットの接続状況を確認する
通信環境が安定しているか確認してみましょう。
インターネット接続が途切れることで位置情報が更新されないことがあります。
通信状況は画面右上に表示されています。
位置情報の設定を見直す
正確な位置情報を使用する設定になっているか確認します。
「設定」をタップして開きます。
下にスクロールして「プライバシー」をタップします。
「位置情報サービス」をタップします。
「位置情報サービス」をオンにします。
アプリの一覧から「Google Maps」を選択します。
①「位置情報の利用を許可」のなかから、「このAPPの使用中のみ許可」または「常に」を選択し、②「正確な位置情報」をオンにします。
Wi-Fiの設定をオンにする
Wi-Fiの設定をオンにしてみましょう。オンになってさえいれば、Wi-Fiに接続されていなくても構いません。
「設定」をタップして開きます。
「Wi-Fi」をタップします。
「Wi-Fi」をオンにします。
アプリを開きなおす
Google マップアプリを一旦閉じて、再度開きなおしてみてください。
ホームボタンがない機種は下から真ん中までスライド、ホームボタンがある機種はホームボタンを2回押して、現在開いているアプリの一覧を表示します。
「Google マップアプリ」を下から上にスライドして消します。
消したら再度アプリを開きます。
端末を再起動する
どうしても直らない場合はスマホを再起動してみましょう。
設定をタップして開きます。
下にスクロールして「一般」をタップします。
一番下までスクロールして「システム終了」をタップします。
「スライドで電源オフ」と表示されるので、左にスライドして電源をオフにします。
電源をオフにした後は、電源ボタンを長押しすることで電源をオンにできます。
その他Googleサービスの位置情報がおかしい場合
ほかのGoogleサービスの位置情報がおかしい場合も、Google マップと同様の対処法で解決することができます。
Google検索
「位置情報がおかしいときの対処方法」をお試しください。
「位置情報の設定を見直す」場合は、Appの一覧から選択するものが変わりますのでご注意ください。
「Google Chrome」を選択してください。
Goole天気予報
「位置情報がおかしいときの対処方法」をお試しください。
「位置情報の設定を見直す」場合は、Appの一覧から選択するものが変わりますのでご注意ください。
「Google Chrome」を選択してください。
現在地がずれるのはスマホの乗っ取りではないのか?
現在地がずれていると、スマホが乗っ取られているのではないかと心配になりますよね。
現在地がずれてしまうのは、多くの場合位置情報が正しく取得できないことが原因ですが、心配な方はアカウントのパスワードを変更するなどのセキュリティ対策をすることをおすすめします。
現在地が不明ですと表示されたら?
位置情報の設定ダイアログを誤ってブロックしてしまったか、もともと位置情報を使用しない設定になっている可能性があります。
設定を見直すことで現在地が表示できますので、以下の手順通りに操作してみてください。
パソコン(PC)の場合
パソコンの位置情報をオンにする
「位置情報がおかしいときの対処方法」の「位置情報の設定を確認する」をご覧ください。
Google Chromeの位置情報の設定を変更する
右上にある「Google Chromeの設定」ボタンをクリックします。
「設定」を選択します。
「プライバシーとセキュリティ」を選択します。
「サイトの設定」を選択します。
下にスクロールして「位置情報」を選択します。
「ブロック」のなかにある、「Google マップのURL」(カラフルなピンのマークが目印)を選択して「ゴミ箱マーク」をクリックします。
Google マップにもどり、①「現在地を表示」ボタンをクリック、②「ユーザーの現在地の認識」ポップアップが表示されるので「許可」ボタンをクリックします。
スマホ(iPhone)の場合
「位置情報がおかしいときの対処方法」の「位置情報の設定を見直す」操作を行ってください。