スプレッドシートで全角から半角に変換する方法

スプレッドシートでは、Excelとは異なり、共有したユーザーが同時に編集をすることが可能となります。

そのため、それぞれのユーザーが入力する方法や、視覚的な好みが異なり、シート内の情報が統一されず、見づらいデータになってしまうことがあります。

特に、文字を全角で入力するか、半角で入力するかといったところに齟齬が生まれてしまい、まとまりがなくなるといった状況が散見されます。

この記事では、全角で入力されている文字を半角に変換し、簡単に綺麗で見やすいシートに仕上げる方法を解説していきます。

スプレッドシート内に全角で入力されているセルの文字を、半角に変換する方法を詳しく解説します。

ASC関数とは、全角文字を半角文字に変換する関数です。「=ASC(文字列)」のように文字列を引数に指定します。

この関数を使って、全角から半角に変換する場合、カタカナ、全角で入力されている英数記号が対象となります。

また、2024年2月現在では、Google スプレッドシートで、半角の文字を全角に変換する関数は確認されていません。

①半角として表示したいセル（例：B2セル）に、「=ASC(」を入力します。

②半角に変換したいセル（例：A2セル）を選択します。

または、半角として表示したいセル（例：B2セル）に「=ASC(A2)」と入力します。

Enterキーを押して、数式を確定させます。

参照したセルの文字列が半角に変換されました。ASC関数を使用することで全角から半角に変換できました。

上記「ASC関数を利用して変換する」同様、ASC関数を利用して列全体を全角から半角に変換する方法を紹介します。

上記「ASC関数を利用して変換する」の操作手順で、STEP2を終えたところから始めます。

①ASC関数を入力したセル（例：B2セル）を選択し、②セル右下の青丸を下方向にドラッグします。

ASC関数が他のセルにコピーされ、列全体が半角に変換されました。

こちらの操作は、セルを通常のコピー＆ペーストで操作しても可能となります。