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スプレッドシートの曜日に関する関数
こちらの記事では、スプレッドシートの曜日に関する関数についてご紹介します。
スプレッドシートはスケジュール管理や、工程管理に使われることも多く、日に関する情報を入力する場面も多いです。そんな時に、曜日を自動で入力できると便利ですよね。
シンプルな関数で、曜日情報を入力できますので、ぜひ参考にしてみてください。
スプレッドシートで曜日を自動入力する関数
スプレッドシートで曜日を自動入力する関数は「TEXT関数」です。
TEXT関数は、セルの数値を書式(表示形式)を設定して、文字列として変換する関数です。数値をより読みやすい形式で表示する場合や、数値を文字列または記号と組み合わせる場面で使用されますが、日付から曜日情報を取得することにも利用されます。
具体的な使い方は、以下の二通りがあります。ご自身のシートの状況に合わせてご利用ください。
セルを指定して曜日を入力する
シート内に、日付の情報について入力されているセルがあり、そのセルの日付の曜日が知りたいという場合に利用できる方法です。
曜日の情報を入力したいセルを選択します。
選択したセル内に、「=TEXT(A1,"ddd")
」と入力します。
A1セルを指定している箇所は、日付の情報が記載されたセルを指定しましょう。
指定したセルに記載された日付の、曜日が表示されます。
ちなみに、数式内の「"ddd"
」と記載された箇所を「"dddd"
」(dの数を一つ増やす)のように記述すると、「金」など曜日一文字の表記ではなく、「金曜日」というように表記されます。表記にこだわりたい方は参考にしてみてください。
数式の中に参照する日数の情報を入力する
シート内に、日付の情報が入力されているセルがない場合、日付の情報も数式の中に記述し、その日付の曜日を取得する方法です。
曜日の情報を入力したいセルを選択して、「=TEXT(DATE(2024,4,12),"ddd")
」と入力します。
DATE関数は、曜日の情報を取得したい日付をカンマ区切りで記載しましょう。
関数内で指定した日付の、曜日が表示されます。
セルを指定して曜日を入力する方法と同様に、数式内の「"ddd"
」と記載された箇所を「"dddd"
」(dの数を一つ増やす)のように記述すると、「金」など曜日一文字の表記ではなく、「金曜日」というように表記されます。
こちらも、表記にこだわりたい方は参考にしてみてください。
なお、TEXT関数を使用する場合は「ddd」「dddd」を「aaa」「aaaa」で代用することはできません。Microsoft社のExcelでは「aaa」「aaaa」で代用できることもあり、ややこしいのでお気を付けください。