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スプレッドシートでの斜線の入れ方
この記事では、スプレッドシートでの斜線の入れ方について詳しく説明します。
スプレッドシートには斜線を入れる機能はありませんが、図形描画またはSPARKLINE関数を使って斜線を入れることができます。
また、斜線の色や太さを変更する方法、そしてスマホのスプレッドシートでの斜線の入れ方についてもご紹介します。
PCのスプレッドシートでの斜線の入れ方
PCのスプレッドシートで斜線を入れる方法、そして斜線の色や太さを変更する方法について説明します。
図形描画を使う
図形描画を使った斜線の入れ方については、下記記事の「図形描画でセルに斜線を引く」セクションでご紹介しています。
上記のように、図形描画ではセルにまたがって斜線を引くこともできます。
斜線の色・太さを変更する
斜線の色を変更するには、入れた斜線近くでダブルクリックします。
「図形描画」画面が表示されますので、斜線の上でクリックします(マウスポインターが十字キーで表示されます)。
斜線の色を変えるには、①「線の色」アイコンをクリックし、②「色(例:青)」を選択します。
斜線の色が青に変更されました。
斜線の太さを変更するには、①「線の太さ」アイコンをクリックし、②「線の太さ(例:12ピクセル)」を選択します。
斜線の太さが変更されました。
「保存して閉じる」ボタンをクリックします。
シートに色と太さを変更した斜線が表示されますので、斜線の近くでクリックします。
水色の点をドラッグしながら、サイズを合わせます。
色と太さを変更した斜線が表に挿入されました。
SPARKLINE関数を使う
SPARKLINE関数を使って斜線を入れる方法については、下記記事の「関数入力でセルに斜線を引く」セクションで説明しています。
「=SPARKLINE({0,1})」と入力すると右上がりの斜線、「=SPARKLINE({1,0})」と入力すると右下がりの斜線を入れることができます。
斜線の色を変更する
斜線の色の変更は、テキストの色を変更する手順と同じです。
①斜線を入れたセルを選択し、②「テキストの色」アイコンをクリックし、③「色(例:赤)」を選択します。
斜線の色が赤に変更されました。
また、SPARKLINE関数のオプション設定で色を変更することもできます。
色を変更する斜線のセルを選択します。
緑色に変更するには①「=SPARKLINE({1,0},{"color","green"})」と入力し、②Enterキーを押します。
斜線の色が緑色に変更されました。
斜線の太さを変更する
斜線の太さを変更するには、オプション設定を使います。
太さを変更する斜線のセルを選択します。
「=SPARKLINE({1,0},{"linewidth",(太さの数値)}」を入力します。
例として①「=SPARKLINE({1,0},{"linewidth",5}」と入力し、②Enterキーを押します。
斜線の太さが変更されました。
SPARKLINE関数では、色と太さを同時に変更することも可能です。
「=SPARKLINE({1,0},{"color","green";"linewidth",5}」と入力すると、上記のように表示されます。
スマホのスプレッドシートでの斜線の入れ方
スマホのスプレッドシートでは図形描画は利用できませんので、SPARKLINE関数を使って斜線を引く方法をご紹介します。今回はiPhoneでの手順を例に説明します。
対象のシートを開き、①斜線を引くセルを選択し、②「テキストか数式を入力」をタップします。
右上がりの斜線を入れる際は「=SPARKLINE({0,1})」、右下がりの斜線の場合は「=SPARKLINE({1,0})」と入力します。
例として①「=SPARKLINE({0,1})」と入力し、②「✓」をタップします。
右上がりの斜線がセルに挿入されました。