- 公開日:
スプレッドシートで重複をカウントする方法
Google スプレッドシートで重複をカウントする方法をご紹介します。
データ管理の観点において、重複したデータをカウントできると非常に便利ですよね。
重複データをカウントするための関数について、具体的な使用方法も含めてご紹介します。
スプレッドシートで重複をカウントする方法
スプレッドシートで重複をカウントするには、COUNTIF関数とIF関数を使用します。
COUNTIF関数で重複をカウントする
COUNTIF関数とは「検索条件」にあった値を「範囲」の中から抽出し、それに対応するセルの数をカウントします。
=COUNTIF(範囲, 検索条件)
重複をカウントしたいセルに「=countif($A$2:$A$5,A2)」と入力します。
数式を入力したセルの右下を表の下までドラッグします。
選択した範囲に対して、重複しているかどうかが表示されます。
数式を入れたセルにおいて、2以上の数字が表示された場合、重複しているということになります。
IF関数とCOUNTIF関数で重複と表示する
IF関数とCOUNTIF関数を使って、重複データを「重複」と表示する方法をご紹介します。
IF関数とは、指定した条件を満たしている場合と、満たしていない場合で、異なる値を表示できる関数です。
=IF(論理式, TRUE値, FALSE値)
論理式に対して、「真」であればTRUE値を、「偽」であればFALSE値が返ります。
重複をチェックするセルに「=IF(COUNTIF($A$2:$A$7,A2)>1,"重複","")
」を入力します。
こちらの数式は、もし選択した範囲の中に指定したデータが重複していたら「重複」と表示し、重複していなければ空欄にします。
なお、範囲を選択するときは、$マークで絶対参照とし、後ほど、表の下までドラッグした時に選択範囲が動かないようにしましょう。
数式を入力したセルの右下を表の下までドラッグします。
重複したデータに「重複」と表示されました。