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スプレッドシートで足し算の範囲を設定する方法
こちらの記事では、スプレッドシートで足し算の範囲を設定する方法をご紹介します。
指定したい範囲はそのシチュエーションごとに様々ですので、それぞれに対応できる基本的な範囲指定の方法をご紹介します。
スプレッドシートで足し算の範囲を設定する方法
スプレッドシートで範囲を指定して足し算を行うには、「SUM関数」を使用します。
SUM関数は、指定した範囲内の数値をすべて足し合わせて、その合計を求めるための関数です。括弧内に正しく範囲を記述すれば、その範囲の合計値を返します。
=SUM(合計範囲)
隣接している範囲を選択する
隣接している範囲を選択する場合、SUM関数の括弧内を記述するときに、マウスを操作して範囲を選択しましょう。
隣接しているA2セル・B2セルの数字を足し算して、C2セルに表示します。
隣接した範囲を選択するには、隣接している範囲をマウスで選択して「=SUM(A2:B2)」と入力します。
計算結果が表示されます。以上が、SUM関数を使って隣接したセルの数値を足し算する方法です。
離れた範囲のセルを選択する
離れている範囲を選択する場合、「,」(カンマ)を使って複数範囲を記述することで、足し算を行うことができます。
以下の記事内の、「縦2列を足し算する」というセクションの中で、実際の例をご紹介しています。
足し算を縦一列に計算する
縦一列に並んだ数値を足し算する方法については、以下の記事内で詳しくご紹介しています。
縦の指定範囲を足し算する方法や、列全体を足し算する方法についてお伝えしています。
足し算を横一列に計算する
足し算を横一列に計算する方法をご紹介します。
指定範囲を指定する方法は、「隣接している範囲を選択する」で記載している内容を横に広げてください。
横一列、つまり、ある行全体を計算する方法について、具体的な記述方法をお伝えします。
1行目に横に並んだ数字を足し算して、計算結果を下の行のQ2セルに表示します。
Q2セルに「=SUM(1:1)」と入力します。
計算結果が表示されます。以上が、SUM関数を使って指定した1行すべての数値を足し算する方法です。
なお、見出しのセルを含む場合など、指定する行内に足し算に含めたくないセルがある場合は、開始位置や終了位置のセルを指定しましょう。
上記の場合は、A1セルに見出しセルがあるため、「=SUM(B1:1)」と記述し、B1セル以降すべての数字を足し算しています。
計算に含みたくないセルが行の間にある場合、その範囲を除外した複数範囲を記述しましょう。
上記の画像の場合、B1~D1セルとH1以降のセルの内容だけを足したいケースとして、「=SUM(B1:D1,H1:1)」と記述し、結果を表示しています。
別シートの範囲を選択する
別シートの範囲を選択するには、SUM関数内に別シートのシート名と、セルを指定します。
実例として、「別シート」というシートのD1セルの値「150」と、計算結果を表示するセルと同じシート内のA1セル「200」を足し算します。
B1セルに「=SUM('別シート'!D1,A1)」と入力します。
計算結果が表示されます。以上が、SUM関数を使って別シートのセルを足し算する方法です。