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スプレッドシートのQUERY関数の使い方
こちらの記事では、スプレッドシートのQUERY関数の使い方についてご紹介します。
QUERY関数の基本的な使い方はもちろん、where句で複数条件を指定する方法や、IMPORTRANGE関数を用いた、他ファイルの参照方法などについてもお伝えします。詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
スプレッドシートのQUERY関数の基本的な使い方
QUERY関数は「必要になるデータを抽出できる関数」です。同一シート内はもちろん、他のシートにも情報を出力できます。
=QUERY(データ,クエリ,見出し)
基本的な構文は上記の通りで、データでは「QUERYを実行するセルの範囲」を指定します。クエリの部分は、「どのような条件のデータを抽出するか」を指定します。
見出しの部分は、表における始まりの項目の行数を指定しますが、省略も可能です。省略した場合は、データの内容に基づいて推測されます。
上記の表から、B列の「担当エリア」が「宮城」の社員名を抽出してみましょう。
セルに「=QUERY(A1:B9,"where A ='宮城'",1)
」と入力します。
「"where A ='宮城'"
」と記述しますが、「where A」では「A列の」という意味で、「'宮城'」
では「宮城で検索」という意味です。
「1」と記述している箇所は、表における始まりの項目の行数を指定します。今回は1行目から表が始まっているので「1」と記述します。
担当エリアが「宮城」のデータのみ検索して抽出しました。
以上が、QUERY関数を使用した検索と抽出の基本的な方法です。
QUERY関数内のwhere句で複数条件を指定する
以下の記事にて、スプレッドシートのQUERY関数where句で複数条件を指定する方法についてお伝えしています。
where句を使うことにより、より詳細なデータ集計を行うことができるようになります。ぜひ、本記事と合わせてご覧ください。
スプレッドシートのQUERY関数where句で複数条件を指定する方法
QUERY関数でセルを参照する
以下の記事にて、スプレッドシートのQUERY関数でセルを参照する方法をご紹介しています。
セルを参照する方法が分かれば、より可変的なスプレッドシートを作成できます。記述の手順を細かくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
QUERY関数で別シートからデータを参照する
以下の記事にて、スプレッドシートのQUERY関数で別シートからデータを参照する方法をご紹介しています。
ひとつのファイル内でシートを分けて、データを管理している場合、別のシートから参照したいというケースも出てくると思います。方法がわからずお困りの方は、ぜひご覧ください。
スプレッドシートのQUERY関数で別シートからデータを参照する方法
QUERY関数とIMPORTRANGE関数の使い方
以下の記事にて、スプレッドシートのQUERY関数と、IMPORTRANGE関数を組み合わせて使う方法をご紹介しています。
QUERY関数とIMPORTRANGE関数は、それぞれ独自の機能を持つ関数ですが、組み合わせて記述することにより、よりデータ集計が効率的になります。
スプレッドシートのQUERY関数とIMPORTRANGE関数の使い方
QUERY関数で複数の範囲を結合する
以下の記事にて、スプレッドシートのQUERY関数で複数の範囲を結合する方法をご紹介しています。
基本的な複数範囲の結合方法はもちろん、別シート同士や、IMPORTRANGE関数を組み合わせたファイルをまたいだ結合についても詳しくご紹介します。
QUERY関数を使って空白セルを詰める
以下の記事にて、空白のセルを詰める方法を分かりやすく紹介しています。
スプレッドシートで表やリストの管理をしているときに、入力されていないセル(空白のセル)が多くなってしまい、シートが見づらくなったことはありませんか?
スプレッドシートでは、QUERY関数を使って選択した範囲にある空白のセルを削除し、入力されているセルを詰め、見やすくまとまりのある形にできます。