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スプレッドシートのQUERY関数で別シートからデータを参照する方法

こちらの記事では、スプレッドシートのQUERY関数で別シートからデータを参照する方法をご紹介します。

ひとつのファイル内でシートを分けて、データを管理している場合、別のシートから参照したいというケースも出てきます。方法がわからずお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

スプレッドシートのQUERY関数で別シートからデータを参照する方法

スプレッドシートのQUERY関数で別シートからデータを参照する方法について、いくつかのパターンで、手順をご紹介します。

=QUERY(選択範囲,"選択条件")

QUERY関数は、選択範囲と選択条件を関数内で指定します。選択範囲を指定する際に、別シートの範囲を指定することで、別シートのデータを参照できます。

別シートの任意の列を抽出する

単価表

まずはじめに、別シートの任意の列を抽出するをご紹介します。上記の画面のシート「単価表」にあるB列、E列のデータをQUERY関数を用いて、別シートから参照し、抽出します。

入力

算出結果を表示したいセルに「=QUERY('単価表'!A:E,"select B,E")」と入力します。

このQUERY関数は、シート名「単価表」のA~E列から、BとE列だけを選んで表示する、という数式になっています。

完了

結果が表示されます。以上が、QUERY関数を用いて、別シートの任意の列を抽出する方法です。

すべての列を抽出する

入力

算出結果を表示したいセルに「=QUERY('単価表'!A:E)」と入力します。

選択条件を入力しない場合は、指定範囲すべてを抽出します。

表示

結果が表示されます。以上が、QUERY関数を用いて、選択範囲すべてのセルを参照して、抽出する方法です。

任意の条件に当てはまる情報を抽出する

単価表

最後に、別シートの範囲を参照し、その中から、特定条件のデータのみを抽出する方法ご紹介します。

上記の「単価表」の中から、D列が「北海道」のデータのみを抽出します。

北海道

算出結果を表示したいセルに「=QUERY('単価表'!A:E,"where D='北海道'")」と入力します。

このQUERY関数は、シート名「単価表」のA~E列から、D列が「北海道」のデータのみを選んで表示する、という数式になっています。

抽出

結果が表示されます。以上がQUERY関数を用いて、別シートのデータを参照し、特定条件のデータを抽出する方法です。