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iPhone版スプレッドシートで印刷する方法
iPhone版スプレッドシートでは、印刷設定の一部に制限が設けられている影響から、PC端末と同様の操作では印刷を行うことができなかったり、機能を使えないといったことが多々あります。
この記事では、iPhone版スプレッドシートで行える様々な印刷方法についてご紹介します。
iPhone版スプレッドシートの仕様や操作でお困りの方はぜひご活用ください。
iPhone版スプレッドシートで印刷する方法
iPhone版スプレッドシートで行える様々な印刷方法についてご紹介します。
横向きで印刷する
スプレッドシートでは売上表などの横長のデータを扱うことが多く、横向きで印刷を行いたい場面が多々あります。
しかしiPhone版スプレッドシートには、印刷物の向きを変更する機能が提供されていないため、横向きで印刷を行う場合、一度データをExcel形式に変換するなどの手順が必要となります。
ぜひ以下の記事でご紹介している方法を参考に、iPhone版スプレッドシートで横向き印刷を行ってみてください。
スマホ(iPhone)版スプレッドシートで印刷を横向きにする方法
範囲を指定して印刷する
大量のデータが入力されているスプレッドシートを印刷すると、余計な印刷コストや時間がかかってしまいます。
そんな時には、必要な範囲だけを指定することで無駄なデータを省いて印刷を行うことができます。
以下の記事では、iPhone版スプレッドシートで特定のページやデータのみを抽出して印刷する方法をご紹介していますので、ぜひお役立てください。
スマホ(iPhone)版スプレッドシートで印刷範囲の指定をする方法
用紙1枚にまとめて印刷する
スプレッドシートでは、複数ページに分かれているデータを1枚にまとめて印刷を行うことができます。
iPhone版スプレッドシートでデータを1枚にまとめて印刷する詳しい方法については、以下の記事でご紹介しています。
ただし1枚にまとめて印刷する場合には、それぞれのデータが縮小された状態になりますのでご注意ください。
両面印刷する
iPhone版スプレッドシートで両面印刷を行う方法をご説明します。
「スプレッドシート」アプリで印刷したいスプレッドシートを開きます。
今回は、それぞれ別のシートに入力されている売上表と売上グラフを両面印刷します。
画面右上の「…」ボタンを押します。
「共有とエクスポート」を選択します。
「印刷」を選択します。
「オプション」が表示されました。
①「プリンタ」のプルダウンで印刷に使用するプリンターを指定し、②「両面」を選択します。
③印刷の設定を行い、④「プリント」ボタンを押します。
正しく両面印刷が行われ、用紙の表面に売上表、裏面に売上グラフが記載されています。
iPhone版スプレッドシートで両面印刷を行うことができました。
レイアウトを変更する
iPhone版スプレッドシートで印刷物のレイアウトを変更する方法をご説明します。
「スプレッドシート」アプリで印刷したいスプレッドシートを開きます。
画面右上の「…」ボタンを押します。
「共有とエクスポート」を選択します。
「印刷」を選択します。
「オプション」が表示されました。
①「プリンタ」のプルダウンで印刷に使用するプリンターを指定し、②印刷の設定を行います。
設定を終えたら、画面をスクロールします。
「レイアウト」を選択します。
「レイアウト」が表示されました。「境界線」を選択します。
「境界線」が表示されました。
①線の種類(例:極細線)を選択します。
印刷プレビューに、境界線が記載されたことをご確認ください。
②「レイアウト」ボタンを押します。
「レイアウト」戻りました。
「左右反転」を選択します。
印刷プレビューのデータが左右反転して表示されたことをご確認ください。
このようにして、iPhone版スプレッドシートでは印刷物のレイアウトを変更することができます。
次に印刷を行います。②「プリント」ボタンを押します。
用紙に境界線が記載され、データが反転した状態でスプレッドシートが印刷されました。
iPhone版スプレッドシートでレイアウトを変更して印刷を行うことができました。