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スプレッドシートの特定のシートのみ共有する方法
Google スプレッドシートですべてのシートを見せず、特定のシートだけを共有したい場面があります。
グループ間で誤った編集や、機密事項の漏洩を防ぐだけでなく、共有したユーザーが自身の担当するシートをピックアップしやすくなるため、作業効率の向上にも繋がります。
この記事では、スプレッドシートに作成された特定のシートのみを共有する方法を分かりやすく紹介します。
スプレッドシートの特定のシートのみ共有する方法
Google スプレッドシートを他のユーザーに共有する場合、スプレッドシートへのアクセスを許諾する形になるため、どうしてもスプレッドシート上にあるシート全てが表示されたり、編集可能な状態になります。
そのため、特定のシートのみを他のユーザーに共有する場合は、まず共有しないシートを保護し、非表示にする必要があります。
今回は、「シート1」のみを共有します。
「シート2」の横にある、三角形をクリックします。
「シートを保護」を選択します。
「保護されているシートと範囲」ダイアログボックスが開きます。
「権限を設定」ボタンをクリックします。
「この範囲を編集できるユーザーを制限する」を選択します。
「自分のみ」をクリックします。
「自分のみ」を選択します。
「完了」ボタンをクリックします。
「シート2」が保護されました。
続けて「シート3」の横にある、三角形をクリックします。「シート2」と同じように権限を変更します。
「シート3」が保護されました。
これで共有する「シート1」以外のシートを保護することができました。
「シート2」の横にある、三角形をクリックします。
「シートを非表示」を選択します。
「シート3」も同じように非表示にします。
「シート1」以外のシートを非表示にすることができました。
非表示にしたシートを表示する場合は、まず表示をクリックします。
①「非表示のシート」、②「表示したいシート名を表示」の順に選択します。
「シート3」が表示されました。
非表示にしたシートを表示する場合は、このような操作をしてください。
ファイルをクリックします。
①「共有」、②「他のユーザーと共有」の順に選択します。
①共有したいユーザーのGoogleアカウントを入力し、②アカウントを選択します。
①「通知」のチェックボックスにクリックし、②任意でメッセージを入力します。
「送信」ボタンをクリックします。
アクセス権が更新されました。
これでスプレッドシートを共有することができました。
共有された側のGmail宛に、共有した旨のメールが届きました。
「開く」ボタンをクリックして、スプレッドシートを見ていきます。
共有されたシートは編集可能です。
また、非表示となっているシートは灰色の文字で表示され、クリックすることができません。
これで、特定のシートのみ共有することができました。