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スプレッドシートのAVERAGEIF関数の使い方
スプレッドシートを使ってデータを分析する際、平均値を求めることはよくあります。
その中でも、特定の条件を満たすデータの平均値を求める場合に便利なのがAVERAGEIF関数です。
この関数を使うことで、特定の条件を指定してデータの平均値を簡単に計算することができます。
本記事では、スプレッドシートのAVERAGEIF関数の使い方について詳しく解説していきます。
AVERAGEIF関数とは?
AVERAGEIF関数は、指定した範囲内のセルが特定の条件を満たす場合に、そのセルの平均値を計算する関数です。
例えば、ある商品の売上リストから特定の商品カテゴリの平均売上を求めるときなどに便利です。
AVERAGEIF関数の基本的構文
AVERAGEIF関数の基本的構文は、「=AVERAGEIF(範囲, 条件, [平均範囲])」と記述します。
- 範囲:条件を適用するセル範囲
- 条件:平均を計算するための条件(例:"商品A")
- 平均範囲 (省略可能):条件に合致した場合に平均を計算するセル範囲。省略した場合、条件が適用される範囲と同じ範囲が使用されます。
スプレッドシートのAVERAGEIF関数の使い方
実際に具体的なデータを使用して、AVERAGEIF関数の使い方をご説明していきます。
上の画像を例として、「商品A」の平均売上を求めていきます。
売上平均を表示するセル(例:G3セル)に「=AVERAGEIF(C3:C14,"商品A",D3:D14)」と入力し、Enterキーを押します。
「商品A」の「売上平均」を求めることが出来ました。
結果として、「商品A」の平均売上は(5000+4000+8000+9000)÷4=6500となります。