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スプレッドシートのIFERROR関数の使い方

スプレッドシートでデータを扱う際に、エラーが発生することはよくあります。

その中でもIFERROR関数は、特定のセルや式がエラーを返す場合に代替の値を表示する便利な機能です。

この記事では、IFERROR関数の基本的な使い方や具体的な活用方法について解説していきます。

IFERROR関数とは?

IFERROR関数は、数式でエラーが発生した際に、そのエラーを特定の値に置き換えるための関数です。

「#DIV/0!」、「#N/A」、「#VALUE!」、「#REF!」、「#NAME?」、「#NUM!」、「#NULL!」など、Google スプレッドシートのすべてのエラーに対応しています。

IFERROR関数の基本的構文

IFERROR関数の基本的構文は、「=IFERROR(値, エラー時の値)」と記述します。

  • 値:エラーが発生する可能性がある数式
  • エラー時の値:エラーが発生した場合に表示する値

スプレッドシートのIFERROR関数の使い方

実際に具体的なデータを使用して、IFERROR関数の使い方をご説明していきます。

スプレッドシートのIFERROR関数の使い方の例

上の画像を例として、割り算を使用して商品の売上単価を計算します。

また今回は、「#DIV/0!」エラーを表示しないようにして、空白に変換していきます。

割り算の式を入力する

まず、割り算の式(例:=C3/D3)を入力し、Enterキーを押します

セルを選択して下にドラッグする

割り算を入力したセル(例:E3セル)を選択し、右下の四隅をクリックしたまま、E7セルまでドラッグします。

エラーが表示された

「0」で割り算をしようとしたことで、エラーが表示されました。

IFERROR関数を使用して、エラー表示を空白にしていきます。

IFERROR関数を入力する

割り算を入力したセルに、「=IFERROR(C3/D3, "")」と入力します。

IFERROR関数の基本的構文の「値」に、割り算の関数(例:C3/D3)を入力し、「エラー時の値」には、空白を表示したいので「""」と入力しています。

文字列などを表示させたい場合は、「エラー時の値」に入力し指定してください。

IFERROR関数を入力したセルを下までコピーする

IFERROR関数を入力したセルを選択し、下(E7セル)までコピーします。

エラー表示を空白に出来た

IFERROR関数を使って、エラー表示を空白にすることが出来ました。