スプレッドシートのSUMIF関数で複数条件の合計をする方法

こちらの記事では、スプレッドシートのSUMIF関数で複数条件の合計をする方法をお伝えします。

スプレッドシート内で取り扱っているデータが多くなればなるほど、複数の条件を指定して、合算、分析を行うことも増えてくると思います。ぜひ参考にしてみてください。

SUMIF関数を使って複数条件の合計を出すことは、OR条件（いずれかの条件に当てはまる）であれば可能で、AND条件（すべての条件に当てはまる）であればできません。

基本的にSUMIF関数は、ひとつの条件のみを指定して計算する関数です。そのため、OR条件であれば複数条件を、複数のSUMIF関数の記述を使って行うことで計算できます。

複数の条件をAND条件で合計したい場合は、以下にてご紹介する「SUMIFS関数」を使いましょう。

SUMIF関数を使って「C列が東店」か「D列が北海道」の販売量の合計を算出します。

I2セルに「=SUMIF(C2:C9,"東店",F2:F9)+SUMIF(D2:D9,"北海道",F2:F9)」を入力します。

SUMIF関数を使って、複数の条件のいずれかに一致するデータを合計できました。

AND条件で複数条件の合計を出すには「SUMIFS関数」を使用します。

SUMIF関数によく似た関数ですが、引数において合計範囲を記述する位置などに違いがあります。

なお、SUMIFS関数でも、1つの条件を指定した合計値を出すことができます。以下の記事にて、SUMIFS関数を使って、1つの条件、複数条件を指定して合計する方法をご紹介しています。