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YouTube ショートの再生回数のカウントについて
こちらの記事では、YouTubeのショート動画における、再生回数カウントの仕組みについて詳しくご紹介します。
YouTube内の動画再生回数については、動画クリエイターのみならず、視聴者サイドからも確認できる、動画の内容やクリエイターの人気に対する評価指標となっています。
再生回数の仕組みや、カウントされる条件について紹介します。
YouTube ショートの再生回数のカウントについて
ショート動画の再生回数がカウントされる仕組みは、通常の動画と同様とされています。
そのため、確かな情報は公式に明かされておらず、従来の動画と同様、「1つのIPアドレス」もしくは「1つのデバイス」で、1回のみカウントされる形と考えられています。
再生回数がカウントされる条件
ショート動画の再生回数がカウントされる条件として、一定時間再生されなければいけません。
一定時間とは一体どれくらいなのか?と思われるかもしれませんが、こちらも明かされていないというのが現状です。
ですが、YouTubeショートのプロダクトリーダーが、2023年8月に公表した内容によると、ショート動画と通常の動画では、異なったアルゴリズムで再生回数がカウントされるということが明かされています。
つまり、カウントされる仕組みそのものは明言されていないものの、通常の動画とショート動画では、異なった視聴の秒数で再生回数が反映されていることが分かります。
ループ再生、自動再生した場合のカウント
ショート動画では通常の動画と違い、動画が終わっても自動的にループ再生されます。
そのため、短時間で同じ動画を複数回再生されるということが起こりやすいですが、その場合でも再生された数が、そのまま再生回数にカウントされるわけではないようです。
オフライン保存や再生リストで再生された場合のカウント
YouTubeではオフライン(インターネットに繋がっていない状態)でショート動画を視聴するために、一時的に保存(ダウンロード)する機能があります。
この機能で保存したショート動画が再生された場合においても、再生回数はカウントされることが確認されています。
ですが、オンラインで再生された場合と異なり、保存して再生したアカウントやデバイスが、オンラインに復帰したタイミングでカウントされるようです。
また、再生リストに保存したショート動画が再生された場合においても、再生回数はカウントされることが確認されています。
再生回数がカウントされない視聴方法
ショート動画を最後まで視聴した場合、再生回数がカウントされないようにする方法はありません。
例えば、動画検索をして表示されたショート動画が、音声なしで自動的に再生されるような場合があります。
このように、埋め込まれているショート動画が再生された場合は、再生回数がカウントされないようです。
再生回数が調整される場合
再生回数がカウントされる条件を簡単にまとめると、一定の視聴時間ショート動画を再生すると、1回だけ再生回数がカウントされるということが言えます。
ですが、以下のように、条件外の場合においても、一時的に複数回カウントされる場合があるようです。
- 1つのIPアドレスで同じ動画を複数回再生する
- 1つのデバイスで同じ動画を複数回再生する
- 複数のGoogleアカウントを用い、複数回再生する
以上のように、同じユーザーと思われる方が不正に再生を行ったと、YouTube運営サイド(Google)に疑われる、もしくは判明した場合、一旦再生数にカウントしておくものの、後日ノーカウントにされ、再生回数が減らされます。
このように、運営サイドが再生回数を調整をすることはありますが、これらの指標や条件も詳しくは明らかとされておらず、また日々改変されているようですので、留意が必要です。