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Gboardの予測変換について(個別削除方法や変換できない場合も)
この記事では、Gboardの予測変換について、その意味や設定方法から個別に削除する方法まで詳しく説明します。
Gboardの学習機能を使って、予測変換を自分の使いやすいようにカスタマイズしましょう。
また、予測変換が出ない場合の対処法もご紹介しますので、ご参照ください。
Gboardの予測変換とは?
予測変換とは、文字の通りユーザーがこれから入力する文字を予測して変換してくれるシステムです。
例えば、「株式会社」と入力しようとして「かぶし」まで入力すると、「株式会社」が予測変換として表示されます。
Gboardの予測変換は個別に削除することができ、自分の使いやすいようにカスタマイズすることが可能です。
予測変換の設定
Gboardの日本語キーボードでは、予測変換が常に表示されるようになっていますので、特に設定する必要はありません。
また、AndroidのGboardには、予測変換の表示をオフにする設定がありますが、実際には非表示とすることができません。
例として、AndroidでKeepアプリを開き、「+」アイコンをタップします。
「設定」アイコンをタップします。
「テキストの修正」を選択します。
「候補領域の表示」がオンになっていますので、タップしてオフにします。
「候補領域の表示」をオフにすると、自動的に「次の入力候補」もオフになります。
これで予測変換を非表示とする設定が完了しました。
再度Keepアプリで「かぶし」と入力すると予測変換が表示され、非表示とはできません。
予測変換を個別に削除する方法
Gboad ヘルプには、入力候補として表示された単語が不要な場合は、その単語を長押ししてゴミ箱にドラッグすることで、個別に削除することができると記載されていますが、標準の辞書に登録されている単語などは削除できません。
しかし、何度か変換して学習した単語であれば、個別削除することが可能です。
例えば、「あいふおん」と入力し、表示された予測変換の中の「あいふおん」を個別削除するために長押ししても、ゴミ箱は表示されません。
しかし、一度「あいふおん」と入力した後に「あ」と入力すると、予測変換の一番最初に「あいふおん」が表示されます。
①「あいふおん」を長押しし、②表示されたゴミ箱にドラッグします。
削除した後で「あ」と入力しても、「あいふおん」が表示されなくなりました。
今回は2回目の入力で個別削除することができましたが、単語の長さなどによっては、数回変換しないと削除できないケースもあります。
Androidで個別削除ができない場合
上記の「予測変換を個別に削除する方法」でご紹介していますが、標準の辞書に登録されている単語ではなく、学習して覚えた単語であれば個別削除することができます。
しかし、もしAndroidで個別削除できない場合は、設定の「学習機能」がオフになっている可能性がありますので、確認しましょう。
Gboardのキーボードを表示させるため、GmailやKeepなどテキスト入力が可能なアプリを開きます。例として、Keepアプリを開き、「+」アイコンをタップします。
「設定」アイコンをタップします。
「詳細設定」を選択します。
「学習機能」がオフになっていますので、タップして「オン」にします。
その後、学習した単語を個別削除できるか、再度お試しください。
予測変換が出ない場合
デバイスの再起動
Gboardアプリをインストールしているデバイスを再起動させてみましょう。
時間を置いてから再度試す
Gboardは多言語に対応しているため、インストール後にそれぞれの言語の辞書をダウンロードします。そのため、ダウンロードが完了しない前に使用すると、予測変換が出ない場合もあります。
また、Gboardアプリをアップデートした際も、同じことが起こる可能性がありますので、少し時間を置いてから再度予測変換が出るか確認しましょう。
学習機能を使う
予測変換に表示させたい単語を何度か入力し、学習させてみるのも一つの方法です。
学習機能の設定については、この記事の「Androidで個別削除ができない場合」でご紹介していますので、ご参照ください。
日本語の漢字変換ができない
日々学習して進化しているGboardですが、日本語に対してはまだ100%とは言えません。日本語の漢字変換ができない場合は、その漢字を単語リストに追加しましょう。
Androidで、漢字を単語リストに追加する方法をご紹介します。
Gboardのキーボードを表示させるため、GmailやKeepなどテキスト入力が可能なアプリを開きます。例として、Google Chromeアプリを開き、「検索ボックス」をタップします。
「設定」アイコンをタップします。
「単語リスト」を選択します。
「単語リスト」をタップします。
「日本語」をタップします。
「+」をタップします。
①「単語」、②「よみ」を入力し、③「✓」ボタンをタップします。
例として、①「蘇格蘭」、②「スコットランド」と入力します。
「←」をタップします。
単語リストに登録完了しました。続けて登録する場合は、「+」をタップします。
Keepアプリで「すこっとらんど」と入力すると、予測変換に「蘇格蘭」が表示されるようになりました。