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Google アシスタントとLINEを連携した使い方
この記事では、Google アシスタントとLINEを連携した使い方について詳しく説明します。
Androidユーザーのみしか利用できませんが、「OK Google」と話しかけるだけでLINEを操作できます。
利用設定の手順やメッセージの送信方法などをご紹介しますので、さっそく使ってみましょう。
LINEがGoogle アシスタントに対応
LINEがAndroidのGoogle アシスタントに対応開始となったのは、2020年からです。
LINEアプリを開かなくても、Google アシスタントに話しかけるだけでメッセージの読み上げや送信ができるので、手が離せないシーンなどで大変便利です。
対応デバイスはAndroid 5.0 以降のスマホで、LINEアプリのバージョンは10.4.0以降となっています。
Google アシスタントでLINEを操作
Google アシスタントは、LINEの読み上げや送信もできます。その利用設定や操作方法について説明します。
Voice Matchの設定
「OK Google」でLINEを操作するには、Voice Matchの設定が必要です。
Voice Matchの設定方法については、下記記事の「Google アシスタントに声を認識させる(Voice Match)」セクションで説明しています。まだ設定されていない方は、ご参照ください。
Google アシスタントの利用設定
初めてGoogle アシスタントでLINEを操作するには、利用設定が必要です。
LINEアプリを開き、「設定」アイコンをタップします。
設定画面が表示されますので、下へスクロールし「Google アシスタント」を選択します。
「LINE友だちを連絡先に追加」のトグルスイッチをタップします。
「友だちを連絡先に追加」ダイアログボックスが表示されますので、内容を確認し「追加する」をタップします。
『連絡先へのアクセスを「LINE」に許可しますか?』と表示されますので、「許可をタップ」します。
この後友だちの情報が連絡先へ追加されますが、友だちが多い場合は多少時間がかかります。
「連絡先に追加しました」と表示され、これでLINE友だちの情報がデバイスの連絡先に追加されました。
連絡先に名前を登録して通話をする
Google アシスタントの利用設定を行うと、連絡先に名前が登録されます。しかし、LINE通話をすることは現時点ではできません。
「OK Google ○○にLINEで電話して」と話しかけると、「どの連絡先に電話しますか?」と表示されますので、「▼」をタップします。
LINEの友だちが表示されますので、通話をしたい友だちを選択します。
「○○さんの電話番号はありません」と表示されます。
LINEみんなの使い方ガイドを確認しても、Google アシスタントのLINE通話に関する記載はありません。
読み上げをする
新着メッセージを確認するには、①「OK Google メッセージを読んで」と話しかけます。
「届いている通知を読み上げることをアシスタントに許可します」ダイアログボックスが表示されますので、②「OK」をタップします。
通知の設定画面が表示されますので、「Google」を選択します。
「通知へのアクセスを許可」のトグルスイッチをタップします。
「Google による通知へのアクセスを許可しますか?」と表示されますので、内容を確認し「許可」をタップします。
「通知へのアクセスを許可」がオンになったことを確認し、再度「OK Google メッセージを読んで」と話しかけます。
今回の例では「新しいメッセージは1件です。○○さんからのLINEのメッセージです。(メッセージの内容)。返信しますか?」と答えてくれました。
連絡先に名前を登録して送信をする
Google アシスタントでのメッセージの送信はテキストに限られ、スタンプの送信はできません。また、1対1のトークでのみ利用できます。
Google アシスタントの利用設定で連絡先に名前は登録されていますので、メッセージを送信する場合は①「OK Google ○○にLINEして」と話しかけます。
送信相手がわからない場合は「すみません。どの連絡先にメッセージを送信するか、もう一度お願いします。」と返答されます。その場合は②「▼」をタップします。
送信相手を選択します。
「はい。メッセージをお願いします。」と表示されますので、メッセージの内容を話しかけます。
「次のメッセージを送信します。(メッセージの内容)。送信しますか?変更しますか?」とアシスタントが話しますので、内容に問題がなければ「送信」と話しかけます。変更する場合は、「変更」と話しかけてください。
例として「送信」と話しかけます。
「メッセージを送信しました」と表示されます。
LINEアプリのトーク画面を見ると、送信されていることが確認できます。
送信できない場合
連絡先に登録している名前とLINEに登録している名前が違う場合、メッセージを送信できないことがあります。
例えば、Google 連絡先には「パパ」で登録されているのに、LINEで登録している名前が「お父さん」というケースです。
この場合は、一度LINEの設定でアシスタントの「LINE友だちを連絡先に追加」を解除し、Google 連絡先と同じ名前に変更後に再度オンにしてください。その後Google アシスタントにメッセージの送信を依頼してみましょう。
LINEの設定方法については、この記事の「Google アシスタントの利用設定」セクションをご参照ください。
Google アシスタントがうざい場合は?
Google アシスタントがうざいと感じる場合は、完全無効にしましょう。
Androidのアシスタントを完全無効にする設定方法については、下記記事でご紹介しています。
アシスタントをオフにするだけではなく、設定アプリでデジタルアシスタントアプリを「なし」に変更する必要があります。
Google アシスタントとLINEの連携ができない
デバイスとアプリのバージョンを確認
Google アシスタントとLINEを提携するには、Android 5.0 以降のスマホであることと、LINEアプリのバージョンは10.4.0以降が必要とされています。
アプリの自動更新をオンにしていない方は、念のため確認しましょう。
デバイスとアプリの再起動
LINEアプリおよびAndroidスマホを再起動しましょう。その後で再度アシスタントとLINEの連携ができるか、お試しください。
アシスタントの設定を解除する
アシスタントとLINEを連携する際に、LINE友だちを連絡先に追加しますが、一度その設定を解除し、少し時間を開けてから再度オンにしてみましょう。
その後でアシスタントとLINEを連携できるか、ご確認ください。