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Google Chromeのアクセス制限の解除方法

こちらの記事では、Google Chromeのアクセス制限の解除方法についてお伝えします。

アクセス制限を掛ける際は、解除の方法も同時に知っておかないと、トラブルのもとになってしまいます。

アクセス制限とは、という解説から、表示に対する対応、アクセス制限を掛ける方法まで詳しくご紹介します。

アクセス制限とは?

Google Chromeのアクセス制限とは、特定のWebページを開かないように制限する機能です。

集中力を維持するために、ついつい目が行ってしまうSNSや趣味のサイトなどに制限を掛けるという方や、子どもに見せたくないサイトに制限を掛けるなど、さまざまな用途に利用されています。

Google Chromeでアクセス制限を掛けるには、拡張機能の利用が手軽でおすすめです。本記事の下部にて、アクセス制限機能を利用できるようにする拡張機能の紹介と、利用手順を紹介しています。

Google Chromeでアクセス制限をかける

アクセス制限をかけるには、拡張機能をダウンロードし、その拡張機能内で制限を掛けたいサイトを指定します。

拡張機能のダウンロードも、その後の設定についても、そこまで難しい操作は必要としません。手順は以下の通りです。

chromeに追加

chromeウェブストア「BlockSite」を開き、「Chromeに追加」ボタンをクリックします。

追加

「BlockSite:ウェブサイトをブロックして集中力を維持」を追加しますか?」という確認画面が表示されるので、「拡張機能を追加」ボタンをクリックします。これで、拡張機能のダウンロードが始まります。

同意しない

拡張機能のダウンロードが完了すると、こちらのページが表示されます。

英語で、利用ユーザーの閲覧習慣に関する情報を、拡張機能の製作会社に提供するかどうかの選択をするように記載されています。

提供しなくても拡張機能は利用できるので、ここでは「Maybe Later」を選択します。

ボタンをクリック

「Are you sure?」という画面が表示され、上記内容の確認が再度行われるので、「Yes, I’m Sure」ボタンをクリックします。

右上のアイコン

利用プランを選択する画面が表示されます。

一見、有料のプランのみしかないように見えますが、画面右上の「Skip」ボタンをクリックすることで、無料プランが利用できます。

無料プランの場合は、3サイトまでアクセス制限を掛けることができます。

スキップ

アクセス制限を掛ける目的ごとに、ブロックするコンテンツの提案などをしてくれる機能を利用するか尋ねられます。

ここでは一旦「Skip」をクリックして先に進めます。

入力

こちらがBlockSiteの管理画面です。

アクセス制限を掛けたいサイトのURLを入力し、②「アイテムを追加」ボタンをクリックします。これで、アクセス制限の設定は完了です。

ブロック

URLを入力したサイトを開くと、上記のような画面が表示され、アクセスが出来なくなっていることが確認できます。

Google Chromeでアクセス制限を解除する方法

先ほど紹介したGoogle Chromeの拡張機能「BlockSite」で設定した制限を解除する方法をご紹介します。

ゴミ箱

「ブロックされたサイト」内に記載されている、アクセス制限を解除したいURLの「ゴミ箱」アイコンをクリックします。

削除

「ブロックされたサイト」内に、先ほどの削除したURLが表示されなくなったら、アクセス制限の解除は完了です。

このサイトにアクセスできませんと表示される場合

Google Chromeを利用している中で、「サイトにアクセスできません」と表示され、Webページの閲覧ができない場合は、いくつか要因が考えられます。要因別の対処法をお伝えします。

インターネットに接続できていない

インターネットの接続が出来ていないと、Webページは表示されません。

何かの拍子に接続が切れていたり、ユーザーに非は無くても、ルーターやモデム、プロバイダ側で何らかのトラブルが発生している場合もあります。

開けないWebページ以外にも、他のWebページも開かないようであれば、インターネットの接続を再度確認してみましょう。

ページのURLを誤っている

当然ではありますが、ページのURLを誤っているとWebページは開きません。

コピー&ペーストではなく、URLを手入力したときなどは要注意です。

セキュリティ対策ソフトが表示をブロックしている

使用しているセキュリティ対策ソフトが、閲覧しようとしているWebページが有害な恐れがあるとして、ブロックしている可能性があります。

使用しているソフトウェアによりますが、セキュリティ対策ソフトが影響している多くの場合、ブロックされた画面表示の中にソフトウェアのロゴや名前が表示されることが多いです。

セキュリティ対策ソフトが原因となっている場合は、そのソフトウェアに応じて、セキュリティ保護の強度を下げたり、閲覧したいWebページはブロックから除外するよう設定するようにしましょう。

拡張機能が表示をブロックしている

上記でも紹介しましたが、特定のWebページの閲覧をブロックする拡張機能が機能している可能性がありますので確認してみてください。

キャッシュもしくはCookieが原因となっている

Google ChromeでWebページを閲覧できない場合、Google Chromeに保存されているキャッシュとCookieが原因となっていることがあります。

キャッシュとCookieをクリアすることで、Webページの閲覧ができないこと以外にも、不具合を改善できることがあります。

以下の記事にて、Google ChromeのキャッシュとCookieを削除する方法をご紹介しています。

Google Chromeのキャッシュをクリア(削除)する方法

サイト運営側が原因となっている

閲覧したいWebページの運営側の問題で、閲覧ができない状況となっている可能性があります。

アクセスが集中しているときなどにサーバーがダウンしたり、それ以外にも運営側の事情でWebページが閲覧できなくなる可能性があります。

人気のWebサイトであれば、TwitterなどのSNSで、サイトが閲覧できないというユーザーがほかにいるか調べられたり、サイト運営側の公式アカウントが声明を発表している可能性もあるので、一度調べてみるとよいでしょう。

よくアクセスするページが消えた場合

表示完了

「よくアクセスするページ」とは、Google ChromeでGoogleのトップページを、ホームページ(ブラウザを起動時に開くページ)に設定して、開いた際に表示される、矢印の箇所のような項目です。

よくアクセスするサイトが表示されるので、Googleのトップページで表示されるのは非常に便利です。

この「よくアクセスするページ」は、あるタイミングから、デフォルトで非表示になってしまったので、表示させるには設定変更が必要です。変更手順は以下の通りです。

カスタムボタン

ホーム画面を開き、画面右下の「Chromeをカスタマイズ」ボタンをクリックします。

設定操作

表示される画面から、①「ショートカット」をクリックし、②「ショートカットを非表示にする」のボタンをオフにして、③「完了」ボタンをクリックします。

表示完了

以上の操作で、ホーム画面に「よくアクセスするページ」が表示されます。

設定ページ

2018年、2019年ころにリリースされたGoogle Chromeのバージョンでは、「Experiments」ページを開いて設定を変える必要がありましたが、2022年現在リリースされているバージョンは、上記の手順で設定変更が可能です。