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Google Chromeのキャッシュについて情報まとめ

Google Chromeのキャッシュについての情報をまとめました。

Google Chromeを利用している中で、キャッシュについての対応が必要なる場合があります。

そんな時のために、本記事内で解説している、キャッシュそのものの説明や、無効化方法などをぜひご覧いただければと思います。

Google Chromeのキャッシュの設定について

Google Chromeのキャッシュの設定について詳しく解説していきます。

キャッシュは、Google Chromeをスムーズに利用するために必要なものですが、時に、Webページを閲覧する際の不具合の元になることもあります。

キャッシュについて正しく理解して、正しく対応しましょう。

キャッシュの場所について

Google Chromeのキャッシュの保存場所についてご紹介します。

表示

エクスプローラーを開き、①「表示」タブをクリックし、②「隠しファイル」にチェックを入れます。

以下の内容を赤枠の箇所に入力し、Enterキーを押します。

C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default
フォルダ

上記の操作を行うと、こちらのフォルダが表示されます。

こちらに表示されている矢印の箇所「Cache」と「Code Cache」にGoogle Chromeのキャッシュが保存されています。

なお、「Cache」フォルダには画像やCSSなどの一般的なキャッシュが保存され、「Code Cache」フォルダにはJavaScriptなどのキャッシュが保存されています。

キャッシュの場所の変更

今回は、Cドライブの別の場所にキャッシュの保存フォルダを移動します。

作成操作

キャッシュの新たな保存フォルダの作成を行います。

新たな保存フォルダを作成したい場所で右クリックし、②表示されるメニューから「新規作成」にマウスオンして、③「フォルダー」を選択します。

フォルダが作成される

フォルダが作成されるので、「Cache」と入力します。

パス入力

続いて、元の保存フォルダについてのパスを入力し、開きます。

赤枠の箇所に、以下のパスを入力してEnterキーを押してください。

C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default
右クリック

現在のフォルダの位置が表示されるので、①「Cache」フォルダを右クリックし、②表示されるメニューから「削除」を選択します。

これで、現在のキャッシュを保存しているフォルダが削除されます。

削除の操作を行う前に、Google Chromeが開いている場合は終了しておいてください。

コマンドプロンプト

続いて、コマンドプロンプトの画面を開きます。

Windowsの画面左下にある検索枠に「コマンドプロンプト」と入力し、②表示される一覧の「コマンドプロンプト」を右クリックします。

管理者落として実行

表示されるメニューから「管理者として実行」をクリックします。

パスをコピー

コマンドプロンプトの画面が表示されたら、赤枠の位置に次の文字列をコピーして貼り付けます。

mklink /d "C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache" "C:\Cache"

貼りつけしてEnterキーを押せば、キャッシュの保存フォルダの移動は完了です。

移動完了

以降、先ほど新たに作成した「Cache」フォルダにキャッシュが保存されるようになります。

キャッシュを無効化する

キャッシュを完全に無効化して、Webサイトを開くには、「強制リロード」もしくは、「キャッシュの消去とハード再読み込み」という方法があります。

それぞれの方法について、以下の記事にて詳しく紹介しています。

Google Chromeのキャッシュをクリア(削除)する方法

キャッシュをクリアする

Google Chromeに保存されているキャッシュの削除については、以下の記事にて詳しく紹介しています。

キャッシュを削除することによって、Google Chromeを使ったWebサイト閲覧時の不具合を解消できることがあります。

Google Chromeを使っている中で不具合が多いという方は、ぜひ一度お試しください。

Google Chromeのキャッシュをクリア(削除)する方法