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ChromecastとAirPlayの違い
ChromecastとAirPlayの違いについて詳しくご存じでしょうか。
どちらも、スマートフォンやパソコンから出力する機能を持つデバイスですが、具体的にどのように違うのかわからないという方も多いと思います。
こちらの記事では、ChromecastとAirPlayの違いについて、さまざまな面からお伝えしたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
ChromecastとAirPlayの違い
ChromecastとAirPlayの違いの違いについてお伝えします。
「クロームキャスト」は、スマートフォンやパソコンなどのデバイスから、外部のモニターやスピーカーに映像や音を出力できる「デバイスの名称」です。こちらは、iOS、Android、Windows、Macなど幅広いデバイスから出力可能です。
それに対して、「AirPlay」は、iOS(iPhone、iPad、Mac)搭載デバイスの「機能の名称」です。こちらのAirPlay機能を使用して、「Apple TV」というデバイスを通じてモニター出力ができます。
iOSデバイスはChromecast、Apple TVを通じたモニターなどへの出力が可能で、Android、Windowsデバイスは、AirPlay機能が無いため、Apple TVを通じた出力ができません。
Chromecastシリーズのデバイス・Chromecast with Google TVは、Apple TV 4Kと比較されることが多いですが、選び方としては、iOSデバイスを出力したいのであれば、その連携のスムーズさからApple TVをおすすめします。
ただし、機能面、コスト面でそれぞれ違いがあるので、どちらかを購入しようか迷っている方は、以下にて紹介する内容とコストを含めて検討してみてください。
Chromecast with Google TV | Apple TV 4K (第2世代) |
|
---|---|---|
発売当時の価格 | 7,600円 | 21,800円(32GB) 23,800円(64GB) |
本体サイズ | 162 x 61 x 12.5mm ※円形型 | 35×98×98 mm ※ボックス型 |
重量 | 55g | 425g |
CPU | クアッドコア 1.8 GHz | シックスコア 2.5GHz (A12 Bionic) |
メモリ | 2GB | 3GB |
ストレージ | 8GB | 32GB 64GB |
Wi-Fiの規格 | Wi‑Fi 5 | Wi‑Fi 6 |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 5.0 |
リモコン | 有り | 有り |
カラーバリエーション | スノウ(白) サンライズ(赤) スカイ(青) | ブラック |
メモリ
Chromecast with Google TVはメモリが2GBなのに対して、Apple TV(AirPlay)は3GBです。
メモリとは、パソコンで処理するデータを一時的に保管しておくための場所で、主にデバイスの処理速度に影響します。
Apple TVの方がChromecast with Google TVよりも処理速度は高速です。
ストレージ
Chromecast with Google TVはストレージが8GBなのに対して、Apple TV(AirPlay)は32GBモデルと64GBモデルが用意されています。
ストレージとは、デバイスのデータを長期間保管しておくための記憶装置です。
Apple TVの方がChromecast with Google TVよりも多くのデータを保存することができます。
CPU
Chromecast with Google TVはクアッドコア1.8GHzのCPUを搭載しているのに対して、Apple TV(AirPlay)はシックスコア2.5GHzを搭載しています。
CPUとは、パソコン上のハードウェアやソフトウェアから受け取る全ての指示を処理する部品です。コア数が多い方が、高性能なCPUであるといえます。
つまり、Apple TVの方がChromecast with Google TVよりも処理速度が高く、操作をしている中で止まってしまうなど、もたつくことは少ないといえるでしょう。
Wi-Fi
Chromecast with Google TVはWi-Fiの規格がWi-Fi5なのに対して、Apple TV(AirPlay)はWi-Fi6です。
数字が高い方が後発の規格であり、Wi-Fi6のほうが、同時に多くの通信を行っているような状況でも、遅延や切断が起こりにくいとされています。
Chromecast with Google TVに比べて、Apple TVの方が、Wi-Fiの接続や通信において、不具合が起こりにくいといえるでしょう。
Bluetooth
Chromecast with Google TVはBluetoothの規格がBluetooth 4.2なのに対して、Apple TV(AirPlay)はBluetooth 5.0です。
Wi-Fiと同じく、Bluetoothも数字が高い方が後発の規格であり、Bluetooth 5.0のほうが、遅延や切断が起こりにくいとされています。
Chromecast with Google TVに比べて、Apple TVの方が、Bluetooth接続や通信において、不具合が起こりにくいといえるでしょう。
発売価格
Chromecast with Google TVの発売当時の価格は7,600円なのに対して、Apple TV(AirPlay)はストレージが32GBのモデルが21,800円、64GBモデルが23,800円です。
上記にてお伝えしている通り、Apple TVの方がChromecast with Google TVよりも高性能であるため、価格も高く設定されています。
かなり価格に差があるのと、Chromecast with Google TVはAndroid、iPhoneのどちらのデバイスでも接続可能なので、予算を重視したい方はChromecast with Google TVを選ぶことをおすすめします。
カラーバリエーション
Chromecast with Google TVはスノウ(白)、サンライズ(赤)、スカイ(青)という三色のカラーバリエーションがあるのに対して、Apple TVはブラックのみの一色展開です。
Chromecast with Google TVやApple TVは、テレビのかげなど見えないところに置くので気にしないという方も多いかもしれません。
しかし、細部のインテリアまでこだわりたいという方や、お気に入りのカラーがあるという場合は、Chromecast with Google TVを選ぶのもよいでしょう。
Miracastとの違い
Miracastは、スマートフォンなどのデバイスの画面を、テレビなどに映し出す、ミラーリング機能を実現する機能のことです。
Miracast機能搭載のテレビもあるほか、対応していないテレビやモニターでも、アダプタを接続することでMiracast機能を利用できます。
それに対しChromecastは、スマートフォンなどのデバイスをリモコンに、Chromecast自体がWi-Fiルーターとつながり、インターネットを通じて動画コンテンツなどを外部モニターに出力するデバイスです。
この点についての詳細は以下の記事にて詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。