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Google ドライブの容量を確認する方法
Googleドライブは容量の上限が決まっています。特に気にせずに使っていると、知らず知らずのうちに上限に達してしまって、アップロードできないということもあり得ます。
そこで今回は、Googleドライブの容量の確認方法をお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
Google ドライブの保存容量を確認する方法
保存容量の確認方法は以下の通りです。Googleドライブの使用頻度が高い方は、定期的に確認することをおすすめします。
Googleドライブの「マイドライブ」を開きます。
左メニューの下に「保存容量」という項目が表示されます。これが現在の上限容量と使用中の容量です。この画像のユーザー場合、上限容量が15GB、使用中の容量が16MBということになります。
サービスごとの内訳を見る
Googleドライブの容量は、1つのGoogleアカウントごとに付与されるため、その他Googleのサービス(Gmail、Googleフォトなど)と兼用になります。
そこで、容量を空けるために整理をするときは、そのサービスがどのくらいの内訳で使用しているかどうかを知ると、より効率的に進みます。
サービスごとの内訳を見る方法は下記の通りです。
Googleドライブの、左側に表示されているメニューから、「保存容量を購入」をクリックします。
有料プランの案内ページが表示されるので、左側のメニュー内から「ストレージ」を選択します。
するとサービスごとの内訳が画面中央に表示されます。
1ファイルごとの容量を確認する
ドライブ内を整理するときは、容量の多くを占めているアイテムを処理できると非常に効率的です。
1ファイルごとの容量を確認する方法は以下の通りです。
①容量を確認したいファイルをクリックして、②「詳細を表示」をクリックします。
すると、画面右にファイルの詳細情報が表示され、赤枠内に使用容量が表示されます。
容量は無制限?
Googleドライブの使用容量は、無制限ではなく、上限があります。
無料プランの上限と、有料プランでの上限は変わってくるので、ユーザーの使用用途によっては有料プランを検討するのがおすすめです。
無料で利用できる上限範囲
無料で使用できるのは15GBまでです。
WordやExcelファイル、軽量な画像などアップロードするだけであれば、15GBでも余裕があると思います。
しかし、動画や重たい画像のアップロードや、Gmailで添付ファイルのやり取りを重ねることにより、意外とすぐに上限に達したと感じる方も多いようです。
無料で容量を増やす方法はある?
無料で容量を増やす方法は残念ながらありません。
しかし、Googleアカウントを複数所持することは問題ないので、無料で進めたい場合は複数のアカウントを切り替えながら利用していくということも手段の一つです。
容量別料金(有料範囲)
では、その有料プランは、いくらでどのくらいのストレージを増やすことができるのか、気になりますよね。
有料プランの料金については以下の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。
容量が減らないので減らす方法
Googleドライブの使用容量が減らせない場合は、アイテムを削除していくしか方法はありません。
削除する方法は下記をご覧ください。
①削除したいファイルを右クリックして、②「削除」を選択します。
左側のメニューから「ゴミ箱」を選択します。
先ほど削除したファイルが表示されているので、①ファイル上で右クリックして、②「完全に削除」を選択します。
「完全に削除しますか?」ダイアログボックスが表示されるので、「完全に削除」ボタンをクリックします。
最後に「ごみ箱」内にファイルが残っていないかどうか確認します。
削除しても容量が増えない場合
削除をしても容量が増えない多くの場合、原因は、上記の「ゴミ箱」での「完全に削除」処理のし忘れです。
マイドライブ上からの「削除」だけでは、デフォルトで30日間はゴミ箱内にファイルが残り続けるので、急いで容量を開けたい場合は、ごみ箱での処理を忘れずに行いましょう。
1ファイルあたりのアップロード最大容量
Googleドライブには、1ファイル当たりのアップロード最大容量が、いくつかのファイルの種類ごとに決められています。
ドキュメント
OfficeのWordに近い、テキストを中心とした資料制作などに使われるファイルです。
ドキュメントは以下のアップロード制限があります。
- 半角102万文字まで
- Googleドキュメント形式に変換した場合50MBまで
スプレッドシート
OfficeのExcelに近い、表計算やグラフなどを表現する際に使われるファイルです。
スプレッドシートは、容量の上限はありませんが、以下のアップロード制限があります。
- Google スプレッドシートで作成したスプレッドシートまたは Googleスプレッドシート形式に変換したスプレッドシートは 500 万セルまたは18,278列(列ZZZ)まで
- Microsoft Excel からインポートしたスプレッドシートの場合は、500万セルまたは 18,278 列まで。上限はExcelとCSVのインポートで同一
- いずれかのセルの文字数が5万文字を超える場合、そのセルはアップロードされません
プレゼンテーション
OfficeのPowerPointに近い、プレゼン資料などの制作に使用されるファイルです。
プレゼンテーションは、Google スライド形式に変換したプレゼンテーションについて、100MBまでというアップロード制限があります。
Googleサイト
Googleサイトは、GoogleによるWEBサイト制作ツールです。こちらについても以下のようなアップロード制限があります。
- 1ページあたりの文字数は半角20万文字まで
- 1サイトあたりの画像数は1万枚まで
- ページ数は1,000ページまで(合計で半角1,000万文字まで)
その他のファイル(動画・画像ほか)
その他、動画や画像などのファイルについては、5TBまでのアップロード制限があります。
容量の大きいファイルがダウンロードできない
基本的に、Googleドライブではダウンロード容量の上限は設けられていません。しかし、以下のようなケースで、一時的にファイルのダウンロードできなくなるというケースがあるようです。
- ダウンロードしたいファイルのサイズが非常に大きい
- ダウンロードしたいファイルが多くのユーザーと共有されている
こういった場合は、時間をおいてから再度ダウンロードをしてみてください。
また、大容量のファイルの場合、接続しているインターネット回線の速度も、ダウンロードの成否に影響することがあります。
そういった場合は、出来るだけ回線の速度が速いインターネットに接続する、無線ではなく有線LANで接続するということを試してみてください。
Workspaceの共有ドライブにアップロードできる容量
Google Workspaceの共有ドライブは、契約しているユーザー数×規定容量数が全体の上限容量として設定されます。
一番人気のプラン、「Business Standard」であれば1ユーザー(アカウント)あたり2TBの容量が付与されるので、仮に10人のユーザー(10個のアカウント)を契約していたら、20TBが上限容量です。