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原口一博議員のグーグル アース発言はどういったものか?

原口一博さんは日本の有名な国会議員ですが、その原口さんがグーグル アースを絡めた発言をしたことを皆さんはご存じでしょうか。

今回こちらの記事では、その発言内容について詳しくお伝えしたいと思います。

グーグル アースとは

グーグル アース

グーグル アースとは、地球の衛星画像や、地球全体の3D画像などをパソコン、スマホなどのデバイスで無料で見ることのできるサービスです。その名の通り、米IT大手・Googleから提供されています。

類似サービスに「Google マップ」がありますが、Google マップは地図として、目的地への経路を調べたり、ナビゲーションを機能をメインに使われるのに対し、グーグル アースは、航空写真を使った地理的な調査などに用いられることが多いです。

原口一博議員のグーグル アース発言について

では、原口一博議員がどのような発言を行ったのかということについて紹介します。

原口氏は、2013年2月7日の衆議院予算委員会で、中国海軍によって自衛艦がレーダー照射を受けたことについて、小野寺五典防衛大臣・安倍晋三首相を追求し、その際に以下の発言をします。

もう相手に場所分かってるじゃないですか。
だって、レーダー照射までしてるわけですよ。
グーグルアースか何かを見れば、分かりますよ。
どこに日本の艦船がいたか。で、隠さなくていいことまで隠し、出さなきゃいけないことを出さない

この発言から、原口氏のITリテラシーの低さを指摘され、一時インターネットを中心に話題となりました。

グーグル アースはリアルタイムの写真ではないため、レーダー照射が行われたシーンや場所がグーグル アース上に掲載されることはありません。

原口氏のこの発言に関しては、「レーダー照射された緯度経度をGoogle Earthで確認すれば場所は分かる」と解釈すればまっとうな発言であるというメディアも一部ありました。しかし、照射を行った中国側はすでに座標(位置)を認識している可能性も高いです。

上記の発言と経緯によって原口氏は、「グーグル アースのことをよくわかっていない」「ITリテラシーが低いという」見られ方をするようになってしまいました。

原口氏はこの発言について、その後言及はしていません。