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Google Earth VRとは?対応ゴーグルや機種など紹介
皆さんはGoogle Earth VRについて詳しくご存じでしたでしょうか。
今回こちらの記事では、そんなGoogle Earth VRについての詳細や、おすすめの対応ゴーグル、よくある質問などをお伝えしたいと思います。利用を検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
Google Earth VRとは?
Google Earth VRとは、2016年11月にアメリカのIT大手・Googleよりリリースされた、バーチャル地球儀閲覧アプリ「Google Earth」のVR(バーチャル・リアリティ)版です。
元々Google Earthには、ストリートビュー機能という、その地点に自分がいるかのように360度を見渡せる機能がありますが、VR機能を用いることで、よりリアルに体感できるようになりました。
現在も、Google Earth VRは利用可能ですが、2019年から2021年にかけて、GoogleがVRコンテンツから退くような動きも見せており、今後GoogleのVRコンテンツはどうなっていくのか注目が集まっています。
Google Earth VRをダウンロードする
Google Earth VRを利用するためには、対応したVRゴーグルと、専用のアプリケーションが必要です。
専用のゴーグルは、下記の項目で詳しく紹介する2種類があり、それぞれに対応したアプリケーションは以下のリンクからダウンロードが可能です。
HTC Viveをお使いの方は、HTC Vive専用アプリを公式サイトからダウンロードください。
Oculus Rift(Oculus Quest 2)をお使いの方は、Oculus Rift(Oculus Quest 2)専用アプリを公式サイトからダウンロードしてください。
おすすめ対応ゴーグル(対応機種)
Google Earth VRに対応したゴーグルを紹介します。
VRゴーグル自体は、さまざまな企業から販売されていますが、Google Earth VRに対応しているのは以下の2種類のみとなっています。
人気家庭用ゲーム機(PS4・PSVR)、スマートフォン(iPhone・Android)では閲覧することはできません。
HTC Vive
HTC Viveは、世界最大のPCゲームプラットフォームを運営するVaive社と、世界で多数のモバイルデバイスを開発・製造しているHTC社が共同開発したVRゴーグルです。
HTC ViveにはグレードアップモデルのHTC Vive Proもリリースされており、それぞれスペック面で以下の違いがあります。
映像・音の品質共に、HTC Vive Proのほうが良いですが、その分料金も高いため、求めるスペックと天秤にかけて、検討してみてください。
VIVE | VIVE Pro | |
---|---|---|
スクリーン | デュアル AMOLED 3.6インチ (対角) | デュアルAMOLED 3.5インチ(対角) |
解像度 | 片目あたり 1080×1200 ピクセル (合計 2160×1200 ピクセル、448ppi) | 片目あたり1440×1600ピクセル (合計2880×1600ピクセル、615ppi) |
リフレッシュレート | 90 Hz | 90 Hz |
視野角 | 110 度 | 110 度 |
オーディオ | 標準イヤホン | ハイレゾ対応ヘッドフォン |
入力 | 内蔵マイク | ノイズキャンセリング機能付デュアルマイク |
PCとの接続 | HDMI USB 2.0 3.5 mmステレオヘッドフォン端子 | USB 3.0 Display Port 1.2 |
トラッキングシステム | SteamVR 1.0 | SteamVR 2.0 / 1.0 |
ベースステーション コントローラー | Ver.1 | Ver.2 / 1 |
ルームスケール | 対角線5m(例:3m×3.5m) | 最大6m×6m |
Oculus Rift(Oculus Quest 2)
OculusはFacebookの子会社が開発する、ハードウェア及びソフトウェア製品ブランドです。
当初リリースされていた、Oculus Riftは現在は販売されておらず、後継機種である「Oculus Quest 2」が購入可能です。
Oculus Quest 2でもOculus Rift用にリリースされているGoogle Earth VRのサービスが利用可能です。
Google Earth VRの使い方
上記で紹介しているダウンロードリンクから、ゴーグルに応じた専用アプリをダウンロードし、起動すれば、すぐに使用可能です。
ゴーグルを顔に装着して、コントローラーを動かすだけで、非常にシンプルな操作で利用することができるので、電子機器の操作が苦手という方も安心です。
Google Earth VRに関するよくある質問
Google Earth VRについてのよくある質問とその回答をまとめましたのでご覧ください。
VR関連のデバイスは慣れていないという方も多いと思うので、操作方法に迷った方はぜひ参考にしてみてください。
日本語で使用できる?
Google Earth VRは日本語での利用はできません。対応言語は英語のみですのでご注意ください。
Google Earth VRの価格(値段)はいくら?
Google Earth VR自体は、ブラウザ版やダウンロード版のGoogle Earth Proと同様に無料で利用できるサービスです。
しかし、上記で紹介しているHTC ViveもしくはOculus Rift/Oculus Quest 2という専用ゴーグルを購入する費用は必要になります。
HTC Viveを検討している方は、以下から各ショッピングモールの価格を確認できます。
Oculus Questを検討している方は、以下から各ショッピングモールの価格を確認できます。
Meta Quest 3S 128GB |複合現実の世界に飛び込もう|ありえない体験|オールインワンMR・VRヘッドセット
Macで使える?
現状、上記でお伝えしている通り、Google Earth VRを利用できるのは2種類の対応ゴーグルのみのため、Macでは利用できません。
VRではありませんが、Macでもブラウザ版、ダウンロード版のGoogle Earth Proからストリートビュー機能は利用可能ですので、代用を検討してみてください。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
Google Earth VRのトラブル
Google Earth VRを利用していると思わぬトラブルに見舞われることがあります。
代表的なトラブルについては以下にて対処法を記載しますが、それ以外に困ったことが起きた場合は使用しているゴーグルのサポートページから問い合わせを行うことをおすすめします。
以下にそれぞれのゴーグルのサポートへのリンクを掲載しますので参考にしてみてください。
起動しない
対応ゴーグルにGoogle Earth VRをダウンロードしたはずなのに、起動できないという場合は、最初にゴーグル本体の再起動を試します。
それでも起動されない場合は、一度Google Earth VRアプリをアンインストールして、再度インストールしてみましょう。
再インストールを行ってもなお、起動しない場合は、ゴーグルのバージョンが古い可能性があるので、アップデートがないかどうかを調べます。
もしあればアップデートして、アップデートが無く、現在最新バージョンを利用中なのであれば、本体の故障も疑われます。そうした場合は、上記で紹介しているサポートページからの問い合わせをおすすめします。