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Google検索のコマンド一覧

こちらの記事では、Google検索で使える便利なコマンドの一覧をご紹介します。

検索コマンドは、検索演算子とも呼ばれるもので、文字の入力窓に入力することによって、知りたいことを効率的に調べることができます。

Google検索のコマンド一覧

Google検索のコマンド一覧をご紹介します。検索ワードと合わせて入力して、活用してみてください。

“検索語句” 完全一致の検索

完全一致

「” “」で検索したいキーワードを囲んで検索すると、囲んだキーワードと完全に一致する内容を含んだページが検索結果として表示されます。

画像の例では「日本」のキーワードを含むページが表示されています。

OR 選択肢Aまたは選択肢Bを検索

OR

「OR」を複数のキーワードの間に入力して検索することで、入力したいずれかのキーワードに該当するページが検索結果として画面表示されます。

注意点としては、キーワードとORの間はスペースを空け、ORは大文字にする必要があります。

上記の画像の例では、「かに」と「たこ」と「えび」のいずれかのキーワードを含むページが表示されています。

AND 選択肢Aと選択肢Bに該当する結果が対象

AND

「AND」を複数のキーワードの間に入力すると、入力したすべてのキーワードに当てはまるページが検索結果として表示されます。

注意点として、キーワードとANDの間はスペースを空け、ANDは大文字にする必要があります。

上記画像の例では、「かに」と「たこ」と「えび」のすべてのキーワードを含むページが表示されます。

– 特定の検索語句を除外

–

「-」を除外したい単語の前に入力して検索すると、その単語を除いたページが検索結果として表示されます。

画像の例では、「海産物」に関する情報から「かに」に関する情報を除外したページが表示されています。

* ワイルドカード

ワイルドカード

*」(ワイルドカード)を語句の間に入れると、その部分を曖昧にした状態で、検索結果を表示することができます。

画像の例では、「カーボン*宣言」という検索ワードから、「カーボンニュートラル宣言」に関するページが表示されています。

( ) 複数の語句や演算子をグループ化して、検索結果の表示方法をコントロール

検索結果の表示方法をコントロール

()で単語を括ると、単語をグループ化して、検索の実行方法を制御できます。

画像の例では、「(海 OR 山) 観光名所」という検索ワードから、「海 AND 観光名所」もしくは、「山 AND 観光名所」に関するページが表示されています。

$ 価格を検索

価格を検索

$を数値の前に付けることで価格を検索することができます。

define: 言葉の意味をカードのような形式で表示

define:

入力した検索ワードの意味を表示してくれます。

画像の例では、「define:海」という検索ワードから、海そのものの意味を表示してくれるサイトを表示します。

Cache: 最新のキャッシュを用いてウェブページを表示

Cache:

Googleに保存されている最新のキャッシュを用いてウェブページを表示してくれます。

最新のキャッシュを用いて表示したいサイトのURLの冒頭に「Cache:」を入力して検索します。

filetype: 特定のファイルタイプに絞り込んで検索結果を表示

filetype:

特定のキーワードに関連したファイルを表示したいときに便利なコマンドです。

PDF、DOCX、TXT、PPTなどが検索可能です。上記の画像は海に関するPDFを検索した場合の表示画面です。

site: 検索結果を特定のウェブサイトに限定

site:

検索結果を特定のウェブサイトに限定します。利用用途としては、あるサイト内で、検索したいワードに関連したページを探すときに使われます。

上記画像は、あるサイト内で「海」に関連したページの検索結果を表示した画面です。

related: 別のあるサイトに関連したサイトを探す

related:

「related:」を特定のURLの前に入力した場合、入力したURLに関連したサイトが表示されます。

上記画像の例では、「https://www.yahoo.co.jp」に関連したサイトが表示されています。

intitle: タイトルに特定の言葉が含まれているページを探す

intitle:

「intitle:」の後にキーワードを入力して検索すると、入力したキーワードの一部がタイトル内に含まれるページが検索結果として表示されます。

上記画像の例では、「かに」または「たこ」というキーワードのいずれか一部をタイトルに含むページが表示されます。

allintitle: キーワードを全て含むページタイトルを検索

allintitle:

「allintitle:」の後にキーワードを入力して検索すると、該当のキーワードの全てがタイトル内に含まれるページが検索結果として表示されます。

上記画像の例では、「かに」と「たこ」というキーワードのすべてをタイトルに含むページが表示されます。

inurl: URLに特定の言葉が含まれるページを表示

inurl:

「inurl:」の後にキーワードを入力して検索すると、入力した検索ワードがURLに含まれるサイトが検索結果として表示されます。

上記画像の例では、「sea」と「japan」というキーワードのすべてをタイトルに含むページが表示されます。

allintext: ページ内に指定した語句がすべて含まれる結果が表示

allintext:

「allintext:」の後にキーワードを入力して検索すると、該当のキーワードのすべてがテキストとしてに含まれるページが表示されます。

上記画像の例では、「たこ」と「いか」というキーワードの全てをテキストに含むページが表示されます。

AROUND(X) 2つの語句を含むページを検索

1
5

検索語句が互いに近接した結果を表示します。「AROUND(X)」は、2つの語句間の“最大距離”を定義するのに使用できます。

()の中に低い数字である1を入力した場合はそれぞれのワードがかなり近い位置に記述されているページの検索結果を表示し、それ以上の数字を入力すると、文字位置の距離が離れているページまで検索範囲が拡大されていきます。こちらは、あいまいなフレーズやテキストを探すのに便利といわれています。

かなり高度な検索のテクニックのため、実用性は少ないかもしれません。実際に、上記の画面は、(1)と(5)のそれぞれの検索画面ですが、大きく結果に違いはありません。

weather: 指定した場所の天気を調べる

weather:

「weather:」の後に地名をキーワードを入力して検索すると、該当のキーワードの地名の天気情報を見ることができます。

上記画像の例では、「サンフランシスコ」の天気情報を表示しています。

stocks: 株式情報が表示

stocks:

「stocks:」の後に上場企業名などを入力して検索すると、該当のキーワードの株式情報を見ることができます。

上記画像の例では、「Alphabet Inc Class A」の株式情報を表示しています。

map: 位置情報の検索結果を地図上に表示

map:

「map:」の後に地名をキーワードを入力して検索すると、該当のキーワードの場所を地図上に表示することができます。

上記画像の例では、「サンフランシスコ」の地図情報を表示しています。

movie: 特定の映画に関する情報を検索

movie:

「movie:」の後に映画のタイトルを入力すると、該当のキーワードの映画を表示することができます。

上記画像の例では、「タイタニック」の映画情報を表示しています。

in ある単位を別の単位に変換

in

「in」を複数のキーワードの間に入力して検索することで、入力した単位が別な単位に変換して表示されます。

上記の画像の例では、「100cm」を「mm」に変換した場合の結果が表示されています。

@ SNS上の情報のみを表示する

SNS

検索ワードの後に、「@」+SNSの名前を入力して検索することで、入力したSNS内でのコンテンツを検索することができます。

上記の画像の例では、Twitter内の「海」の情報を検索した結果が表示されています。

before: after: 期間指定してページを検索する

以前

「before:」と「after:」というコマンドを使うことで、公開された時期に合わせた検索結果を表示できます。ページの日付はGoogle独自に解析したデータが用いられています。

上記の画像は、「before:」を使った検索結果です。「タピオカ」というワードの2000年4月1日より以前に公開されたページの結果を表示しています。1985年と解析されているページは何らかの解析エラーかと思われますが、それ以外のページは、2000年以降の流行とは無縁のページが表示されます。

以後

そして上記の画像は、「after:」を使った検索結果です。「タピオカ」というワードの2000年4月1日以後に公開されたページの結果を表示しています。「before:」を使った検索とは異なり、流行後の情報として、通販での購入情報やレシピサイトの情報が表示されます。