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スプレッドシートのセル内に自動で文字を収める方法

Google スプレッドシートで、長い文字列をセルに入力した際、セルからはみ出して表示されたり、切り詰められて文字列の途中までしか表示されないことがあります。

この記事では、スプレッドシートのセル内に自動で文字を収める方法に焦点を当て、分かりやすく紹介します。

スプレッドシートのセル内に自動で文字を収める方法

結論から申し上げると、Google スプレッドシートでは、セルに自動的に文字列が収まるような設定はできません。

Microsoft Excelにあるセルの書式設定機能が、スプレッドシートにはないことに起因しています。

しかし、セルに収まっていない文字列を簡単に収める操作方法が存在します。

以下より、長い文字列を折り返してセルに収める方法と、文字列に合わせてセル幅を変更する方法に分けて詳しく解説します。

セルの文字を折り返して収める

Ctrl+A

複数のセルで文字列がはみ出しています。

全てのセルを選択するために、Ctrlキーを押しながら、Aキーを押します。

テキストを折り返す

メニューバーから①「テキストを折り返す」、②「折り返す」の順に選択します。

文字をセル内に収める

文字がはみ出していたセルが折り返され、セル内に収められました。

セルの文字に合わせてセル幅を変更する

文字列の長さに応じて自動的にセル幅を変更するには、列名からメニュー操作で変更するか、列の幅をダブルクリックで調整します。

セルは独立して存在するものではないため、セルの幅を変更するということは、列の幅を変えることを意味します。

列名メニューから変更する

左端の列名をクリック

シート左端の列名をクリックします。

Ctrl++Shift+→

全ての列を選択するために、Ctrlキーを押しながら、Shiftキーと→を押します。

逆三角形をクリック

シート左端の列名右にある、逆三角形をクリックします。

列A - I のサイズ変更をクリック

「列A – I のサイズ変更」をクリックします。

列名の表示は、シートにある列の数で変わります。

データに合わせる

「列A – I のサイズを変更」ダイアログボックスが表示されます。

「データに合わせる」のチェックをクリックし、②「OK」ボタンをクリックします。

文字セル内に収めOK

文字がはみ出していたセルの幅が変更され、セル内に収められました。

列幅をダブルクリックして変更する

左端の列名をクリック

シート左端の列名をクリックします。

Ctrl++Shift+→

全ての列を選択するために、Ctrlキーを押しながら、Shiftキーと→を押します。

右側ラインをダブルクリック

シート左端の列名部分の右側ラインをダブルクリックします。

文字列が収まる

文字がはみ出していたセルの幅が自動的にデータに合わせて変更され、セル内に収められました。