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スプレッドシートで作るシフト表カレンダー

スプレッドシートを使ってシフト表カレンダーを作成することで、効率的で簡単にシフトを管理することが可能です。

従来の手書きや単純な表計算ソフトよりも使いやすく、柔軟性があります。

この記事では、スプレッドシートを使ったシフト表カレンダーについて解説します。

スプレッドシートで作るシフト表カレンダー

スプレッドシートを使ったシフト表カレンダーについてご紹介します。

今回は例として、2024年5月のシフト表を作成していきます。

基準日を設定する

氏名の見出しを入力(例:A2セル)します。

次に日付を入力する行の先頭(B1セル)に基準日を設定します。

基準日を入力するセルを選択し、③メニューバーの「データ」をクリックし、③「データの入力規則」をクリックします。

ルールを追加をクリックする

「ルールを追加」をクリックします。

有効な日付を選択する

条件に「有効な日付」を選択し、②「完了」ボタンをクリックします。

基準日を決定する

基準日を設定するセルをダブルクリックすると、カレンダーが表示されるので、②基準日の日付(例:2024年5月1日)を選択します。

カレンダー右上部に表示されている左右の山括弧マークをクリックすることで、月の変更が可能です。

基準日の隣のセルに数式を入力する

基準日の隣のセル(例:C1セル)に「=B1+1」と入力します。

基準日の翌日の日付が表示された

基準日の翌日の日付が表示されました。

表示形式を変更する

基準日と翌日の日付が表示されているセル(例:B1セルとC1セル)をドラッグで選択し、②「表示形式」、③「数字」、④「カスタム日時」の順にクリックします。

「月」または「日」をクリックする

お好みの表示形式を選択(例:08/05)します。

数字の先頭の「0」を消したい場合は、②「月」または「日」をクリックします。

「千行ゼロなしの月」をクリックする

表示された項目の中から、①「先行ゼロなしの月」を選択し、②「適用」ボタンをクリックします。

Z列まで指定する

表示形式が変更されました。

次に数式を入力したセル(例:C1セル)を選択し、右下の四隅の点をクリックしたまま、Z列までドラッグします。

Z列からU列までドラッグし指定する

Z列まで連続した日付が自動入力されます。

日数が足りないので、列を増やしていきます。

Z列の先頭(ローマ字が表示されている場所)をクリックしたまま、U列までドラッグします。

このドラッグで指定した分だけ、列を増やすことが出来ます。

今回は、5月末日まで6日分足りないので、Z列から6列指定しています。

Z列から右に6列セルを挿入する

指定したセル上で右クリックを押し、表示されたメニューの中の「右に6列挿入」をクリックします。

AA列からAFセルまで日付を入力する

最後の日付が表示されているセル(例:Z1セル)を選択し、右下の四隅の点をクリックしたまま最後の列までドラッグします。

一か月分の日付が入力できた

これで表示する月の、1か月分の日付が入力できました。

セル全体を指定する

次に、表に枠を挿入します。

セル全体を指定します(A2セル上で「Ctrl」キーを押したまま、「A」キーを押すと全体が指定されます)。

枠線を挿入する

①メニューバーの「枠線」をクリックし、②「全ての枠線」をクリックします。

これですべてのセルに枠線が挿入されます。

日付が表示されている列を指定する

日付が表示されている列を指定(B列からAF列)し、セルの幅を調整します。

列幅を調整する

列と列の間にマウスポイントを合わせてクリックしたまま左に動かし列幅を調整します。

日付の先頭の下のセルに数式を入力する

次に、日付の下に曜日を入力していきます。

日付の先頭の下のセル(例:B2セル)に「=B1」と入力します。

直接、曜日を入力しても構いませんが、数式を使用することで指定した「月」の日付に連動させるようにしていきます。

B2セルからAF2セルまでドラッグする

B2セルを選択し、右下の四隅の点をクリックしたまま、日付が入力されている最後の列までドラッグします。

メニューからカスタム日時を開く

曜日のセルが指定されたままの状態で、①メニューバーの「表示形式」「数字」「カスタム日時」の順にクリックします。

表示形式を選択する

曜日が表示される項目を選択し、②曜日以外の項目(例:年)をクリックします。

項目を削除する

表示された項目の中の「削除」をクリックします。

「月」「日」も同様に削除しましょう。

適用ボタンを押す

表示されている余分な文字、記号を削除し、②「適用」ボタンをクリックします。

曜日の表記に変更できた

曜日の表記に変更できました。

メニューからカスタム数値形式を開く

「月」「火」「水」などの表記にする場合は、①「表示形式」、②「数字」、③「カスタム数値形式」の順でクリックします。

dddと入力する

カスタム数値形式の入力欄に「ddd」と入力し、②「適用」ボタンをクリックします。

曜日の表示形式が変更された

曜日の表示形式が変更されました。

プルダウンを設定した

シフト表に記載する氏名(例:A、B、C等)を入力し、②セルにプルダウン(例:日勤、夜勤、休み)を設定します。

プルダウンを設定することで、シフト入力を簡単に行うことが出来ます。

プルダウンの設定方法については、下記の記事にて詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

スプレッドシートでプルダウンを作成する方法

シフト表が完成した

シフト表が完成しました。

色の設定や、細かなセルや列の幅などを調整して、仕上げましょう。

表示する月を変更する

「月」を変更してみましょう。

基準日を設定したセルをダブルクリックし、②カレンダーの月を変更、③表示させる月の1日をクリックします。

日付が変更され曜日も変更された

日付が変更され、曜日も連動して表示されました。