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スプレッドシートのピボットテーブルを編集する方法
こちらの記事では、スプレッドシートのピボットテーブルを編集する方法についてご紹介します。
ピボットテーブルとはどういった機能なのか、という紹介はもちろん、よく利用される機能や、更新方法、エディタを再表示する機能などについてもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ピボットテーブルとは
ピボットテーブルは、スプレッドシートの機能の一つです。特に、大量のデータを整理し、要約するために役立ちます。
行や列にフィールドを追加して、特定の情報を集計、平均、合計、カウントなどの操作を簡単に行えます。
活用することで、元のデータをもとに、さまざまな視点から分析できます。
ピボットテーブルの作成方法
以下の記事にて、ピボットテーブルを挿入（作成）する正しい手順をご紹介しています。
メニューから操作して挿入するので、記事の通り進めていけば、難しいことはありません。
ピボットテーブルの挿入方法がわからないという方は、まずはこちらをご覧ください。
ピボットテーブルを編集する方法
続いて、挿入したピボットテーブルの編集方法をご紹介します。
元データや分析したい内容によって編集の方法は異なるので、本記事では、よく使われる編集機能をセクションごとにご紹介します。
データを入れ替える
上記のピボットテーブルについて、現在「列」に『担当者』、「行」に『獲得日』が設定されていますが、行と列の項目を入れ替えてみましょう。手順は以下の通りです。
①ピボットテーブル内のセルを選択して、②表示される「ピボットテーブルの編集」アイコンをクリックします。
「ピボットテーブルエディタ」が表示されるので、入れ替えをしたい見出しの項目をそれぞれドラッグして「行」と「列」の箇所に移動します。
見出しの入れ替えが完了しました。スプレッドシートの表示にもきちんと反映されています。
フィルタをかける
続いて、ピボットテーブル内のデータについて、フィルタをかける方法をご紹介します。今回は、上記のデータについて、「500以上のデータを表示する」フィルタをかけます。手順は以下の通りです。
「ピボットテーブルエディタ」内で、①「フィルタ」の『追加』ボタンをクリックして、②表示される一覧から「ポイント」をクリックします。
「現在のフィルタ」内のプルダウンメニューをクリックします。
表示される一覧から「条件でフィルタ」をクリックします。
表示される一覧から「以上」を選択します。
①数値の入力欄に「500」と入力して、②「OK」ボタンをクリックします。
500以上の数値のみが表示されます。以上が、ピボットテーブルでフィルタをかける方法です。
総計の表示／非表示を切り替える
ピボットテーブルでは、デフォルトで行・列ともに総計が表示される仕様になっています。
この総計は、ピボットテーブルエディタ内の操作で簡単に非表示にできます。手順は以下の通りです。
総計を削除したい行・列の見出し内にて、「総計を表示」のチェックを外します。
※再度表示したい場合は、チェックを入れましょう。
総計が非表示になりました。
計算方法を変える
上記の表では、「値」として「ポイント」の『SUM』（合計値）を使用していますが、ほかの計算方法にして、表示する値を変更することもできます。
以下にて、『AVERAGE』（平均値）に変更する例をご紹介します。
「値」の「ポイント」内にある『集計』のプルダウンメニューをクリックします。
変更先の候補の一覧が表示されるので、「AVERAGE」を選択します。
「SUM」→「AVERAGE」への変更が完了します。以上が、表示される値の計算方法を変える方法です。
項目を段階構造にする
項目について、複数の段階構造に変更することもできます。
上記のピボットテーブルにおいて、「販売エリア」毎に、「担当者」それぞれのポイントが表示されるように変更します。手順は以下の通りです。
①「行」の『追加』ボタンをクリックして、②表示される一覧から「担当者」をクリックします。
「販売エリア」毎に、「担当者」それぞれのポイントが表示されるようになりました。以上が、ピボットテーブルで項目を段階構造にして表示する方法です。
グループ化してまとめる
以下の記事にて、スプレッドシートのピボットテーブルでグループ化してまとめる方法をご紹介しています。
実例として、日付ごとに記述された表を、ピボットテーブルを使い月ごとに集計する方法についてご紹介します。
ピボットテーブルを使えば、日付ごとに並んだ無数のデータを、一瞬で月ごとに集計することができます。グループ化することにより、作業の効率化が進みますので、ぜひ参考にしてみてください。
並び替えをする
以下の記事にて、スプレッドシートのピボットテーブルで並び替えする方法についてご紹介しています。
スプレッドシートでデータを並べ替える方法は非常にシンプルです。並べ替えの方法はもちろん、昇順と降順の意味についてもご紹介しますので、わからないという方は、ぜひご覧ください。
計算フィールドを使う
以下の記事にて、スプレッドシートのピボットテーブルの計算フィールドの使い方についてご紹介しています。
ピボットテーブルの計算フィールドとは、どういったものなのかということや、使用する実例について具体的にご紹介します。ぜひ参照ください。
ピボットテーブルを更新する
以下の記事にて、スプレッドシートのピボットテーブルを更新する方法をご紹介しています。
基本的に、スプレッドシートのピボットテーブルのテーブルデータは自動的に更新されますが、その時の状況によっては手動で更新する必要があります。
これからスプレッドシートのピボットテーブルを使って、データ分析を進めたいという方は、ぜひご覧ください。
ピボットテーブルエディタを再表示する
以下の記事にて、スプレッドシートのピボットテーブルエディタを再表示する手順をご紹介しています。
ピボットテーブルは、一度編集メニュー非表示にしてしまうと、再表示する方法がわからなくなることもあります。
シンプルな操作で再度、ピボットテーブルエディタを活用できるようになりますので、お困りの方はぜひご参照ください。