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スプレッドシートからエクセルに変換するときにエラーになる場合

Google スプレッドシートとMicrosoft Excelは互換性のある表計算ツールとして知られています。そのため、互いにデータを変換できたり、コピー&ペーストを行うことができます。

しかしながら、データが変換ができないという内容のエラーが出てしまうことがまれに起こります。

この記事では、変換時のエラーが起きた場合の原因と対処法を分かりやすく紹介します。

スプレッドシートからエクセルに変換するときにエラーになる場合

Google スプレッドシートの内容をExcelファイルに変換する時に、エラーとなってしまう原因と対処法を解説します。

一時的なエラー

使用中のネットワークやパソコンの一時的な不具合で、エラーが起きている可能性があります。

明確な原因が自身ですぐに分からない場合、まずは以下の方法を取ることで、問題なく変換・保存できる場合があります。

  • スプレッドシートの別ファイルをExcel形式に変換し、Excelでファイルを開けるか確認する
  • Excelで他のファイルが開けるか確認する
  • パソコンを再起動する

エクセルのバージョンが古い

使用しているExcelにおけるソフトウェアのバージョンが古いと、スプレッドシートとの互換性が保てず、変換時にエラーとなってしまうことがあります。

以下の方法でExcelのバージョンを確認し、最新でない場合は更新および購入を行いましょう。

ファイルをクリック

Excelを開き、「ファイル」をクリックします。

アカウントをクリック

「アカウント」をクリックします。

バージョン確認

製品情報が開き、バージョンが確認できます。

更新オプションボタンをクリック

更新する場合は、「更新オプション」ボタンをクリックします。

今すぐ更新をクリック

「今すぐ更新」をクリックすると、Excelのバージョンをアップデートすることができます。

アドオンが作用している

ブラウザに付与しているアドオンが変換時に作用し、エラーが起きている場合があります。

アドオンとは、パソコンにインストールしているソフトに新たな機能を増やすプログラムのことで、例えばGoogle Chromeでは拡張機能と呼ばれるものです。

ブラウザに、セキュリティや年齢制限におけるアドオンを付与している場合、インターネット上に置かれているデータをパソコンに保存する動作を不可にするものがあります。

以下に、Google Chromeにおけるアドオン機能をオフにする方法を解説します。

Google Chromeの設定ボタンをクリック

Google Chromeを開き、「Google Chromeの設定」ボタンをクリックします。

拡張機能を選択

「その他のツール」、②「拡張機能」の順に選択します。

有効・無効のボタンをクリック

「拡張機能」が開きます。「拡張機能(例:Google オフライン ドキュメント)」のトグルボタンをクリックします。

無効の状態

拡張機能が無効の状態になりました。

作用しているアドオンが不明な場合は、全て無効にしてみましょう。

その他のエラーについて

上記のように、Google スプレッドシートをExcelに変換する際にエラーが起きる場合とは違い、変換後のデータが壊れてしまう場合があります。

以下の記事にて、変換後のExcelデータが壊れる場合の対処法を紹介しています。

スプレッドシートからエクセルに変換時に壊れる場合(互換性について)