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スプレッドシートの関数をオートフィルする方法

こちらの記事では、スプレッドシートの関数をオートフィルする方法についてご紹介します。

オートフィル機能は、関数にも適用できます。適用することにより、同じ列や行に数式を手入力せずに、自動的に関数を適用できます。

作業の効率化に繋がりますので、ぜひ参考にしてみてください。

スプレッドシートの関数をオートフィルする方法

例

こちらの表の、G列「売上」にそれぞれの売上を関数を使って入力します。

売上を算出するためには、E列の「単価」とF列の「販売量」を掛け合わせます。

入力

G2セルに「=SUM(E2*F2)」と数式を入力します。

ドラッグ

2行目の売上が算出されたのを確認したら、そのままそのセルの右下部分を下部までドラッグします。

完了

オートフィル機能によって、表内全ての行の売上が算出されました。

以上が、スプレッドシートの関数をオートフィルする方法です。

なお、今回はSUM関数を使用しましたが、どのような関数でも基本的に、オートフィル機能は利用可能です。数式内に入力したセルの参照元は、オートフィルに対応して、参照元が変化します。

数式内のセルを固定したい

上記でお伝えした通り、数式内に入力したセルの参照元は、オートフィルに対応して、参照元が変化します。

ただし、場面によっては、参照元のセルを変化させないようにしたいこともあります。

固定

今回は例として、H列に「キャベツとの売り上げの差」を算出します。

計算式としては、G2セルと、それ以降のG3セル、G4セルとの差を算出するようにしますが、オートフィルを使う上で、G2セルは固定しなければなりません。その手順を以下にてご紹介します。

絶対参照

H3セルに、「=SUM($G$2-G3)」と入力します。

※G2セルの、行名、列名の前にそれぞれ半角で「$」と固定記号を追加します。こうすることにより、オートフィル機能を使っても、G2セルは固定されます。

固定記号について知りたいという方は、以下の記事にて詳しくご紹介していますので、合わせてご参照ください。

スプレッドシートの数式を固定する方法

ドラッグ

H3セルに正しく結果が算出されたことを確認したら、そのままそのセルの右下部分を下部までドラッグします。

完了

オートフィル機能によって、全ての行の計算結果が算出されました。

以上が、オートフィル機能を使う際に数式内のセルを固定する方法です。