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スプレッドシートの数式を固定する方法

Google スプレッドシートでセルに入力された数式を他のセルへコピーした際、数式内で指定しているセルがずれてしまうことがあります。

また、セルに入力した数式をシートを共有した他のユーザーに編集されてしまったりと、数式にまつわる問題は多岐に渡ります。

この記事では、スプレッドシートの数式を固定するということに焦点を当てて分かりやすく紹介します。

スプレッドシートの数式を固定する方法

Google スプレッドシートで数式を固定するということを考えた場合、以下の事柄が挙げられます。

  • 数式内の参照(セル)を固定する
  • 数式を編集されないように固定する

以下より、それぞれの固定方法を詳しく解説します。

数式内の参照(セル)を固定する

Google スプレッドシートで数式をコピーする場合、相対参照により数式内のセル番地がずれてしまうことがあります。

このような場合、数式内のセル番地に「$」という固定記号を付けることで、「複合参照」や「絶対参照」にすることができます。

以下より、固定記号を含めない場合の失敗例を含めて、「$」を用いた「複合参照」および「絶対参照」で、参照セルを固定する方法を詳しく解説します。

複合参照

数式の複合参照は、列や行のいずれかを固定しないで参照する場合を指します。

以下より、複合参照を用いて数式内の参照を固定する方法を詳しく解説します。

セルを選択

コピーしたい数式が入力されているセルを選択します。

Ctrl+C

コピーするために、Ctrlキーを押しながらCキーを押します。

貼り付けたいセルを選択

コピーした数式を貼り付けたいセルを選択します。

Ctrl+V

貼り付けるために、Ctrlキーを押しながらVキーを押します。

数式ずれる

相対参照で数式内のセルが変わっていることが確認できます。

$と固定記号を付ける

F8セルを選択し、数式内のセル番号に半角で「$」と固定記号を付けます。

ここでは「=SUM($F3: $F7)」となり、行に対しては固定していないことが分かります。

数式貼付OK

F8セルをコピーしてG8セルに貼り付けました。

複合参照を用いて、固定記号「$」付けたため、列方向に数式を貼り付けることができました。

絶対参照

数式の絶対参照は、セルを独立で固定する、言い換えれば、列と行も固定して参照することを指します。

以下より、絶対参照を用いて、数式内の参照を固定する方法を詳しく解説します。

セルを選択

コピーしたい数式が入力されているセルを選択します。

複合参照の数式が入力されています。

Ctrl+C

コピーするために、Ctrlキーを押しながらCキーを押します。

貼り付けたいセルを選択

コピーした数式を貼り付けたいセルを選択します。

Ctrl+V

貼り付けるために、Ctrlキーを押しながらVキーを押します。

複合参照のためずれる

複合参照で、列方向にしか固定できていないため、数式内のセル番号の行部分が変わっていることが確認できます。

固定記号を追加

G8セルを選択し、数式内セル番号の、行名の前に半角で「$」と固定記号を追加します。

ここでは「=SUM($F$3:$F$7)」となり、行に対しても固定していることが分かります。

数式貼付完了

G8セルをコピーしてH9セルに貼り付けました。

絶対参照を用いて固定記号「$」付けたため、参照先が固定されて数式を貼り付けることができました。

数式を編集されないように固定する

Google スプレッドシートでセルに入力した数式を固定しておきたい、言い換えれば数式を編集できないようにする場合、セルを保護(ロック)します。

以下の記事で、セルを保護する方法を詳しく解説しています。

スプレッドシートでセルをロック(保護)する方法