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スプレッドシートで円グラフを多い順に並べる方法

この記事では、スプレッドシートで円グラフのデータを多い順に並べる方法をご紹介します。

円グラフを多い順に並べ替えることで、データの把握がしやすくなるなどのメリットから資料としての見やすさが向上する可能性があります。

スプレッドシートに円グラフを作成している場合には、ぜひデータの順序を見直し、多い順に並べ替えてみてください。

スプレッドシートで円グラフを多い順に並べる方法

スプレッドシートで円グラフのデータを多い順に並べる方法を2通りご紹介します。

手動で多い順に並べる

スプレッドシートでは、セル番号などを入力することで、グラフに表示されるデータの順序を指定することができます。

以下では、円グラフのデータを手動で多い順に並べる方法をご説明します。

しかしデータ量が多い場合には、非常に手間がかかる方法ですのでご注意ください。

表の…ボタンを押す

円グラフを選択し、②グラフ内の右上にある縦に並んだ「…」ボタンを押します。

グラフを編集を選択する

「グラフを編集」を選択します。

データの順番を入力する

画面右側に「グラフエディタ」が表示されました。

「設定」を選択し、②「データ範囲」にセル番号などを入力して円グラフの順序を指定します。

「データ範囲」に入力する内容についてご説明します。

まず、見出し行(例:A1:B1)を入力します。続いて、多い順にデータを指定していきます。

例えば、今回の「A3:B3,A2:B2,A5:B5,A4:B4」では、「B3、B2、B5、B4」セルのデータが順に円グラフに表示されます。

「データ範囲」で円グラフの順序を指定できたら、③「範囲を結合」のプルダウンから「上下」を選択します。

円グラフを大きい順に並べることができた

指定した通りに円グラフのデータが並べ替えられました。

手動で順序を指定して、円グラフのデータを多い順に並べることができました。

表を降順に並べ替える

スプレッドシートでは、表自体を並べ替えることで、グラフにも自動的にその順序が反映されます。

以下では、表を降順に変更することで円グラフを多い順に並べる方法をご紹介します。

ただし、スプレッドシートでは「並べ替えた表を元の順序に戻す」という機能が提供されていません。

そのため、表を元の順序に戻したい場合は、「あらかじめ表に振っておいた連番を使って再度並べ替える」「表を複製しておく」などの対応が必要となります。

あらかじめ表に連番を振っておく

今回の方法では、表の並べ替えを行います。

そのため、後々元の順序に戻せるよう、あらかじめ表に連番を振っておきましょう。

データタブを選択する

それでは、円グラフのデータを多い順に並べます。

連番の列も含めた表(例:A1セルからC5セル)、②「データ」タブの順に選択します。

範囲を並べ替えを選択する

「範囲を並べ替え」、②「範囲の並べ替え詳細オプション」の順に選択します。

並べ替えの設定を指定する

ダイアログボックスが表示されました。

①「並べ替え条件」で並べ替えの基準になるデータの列(例:列B)を指定し、②「降順」を選択します。③「並べ替え」ボタンを押します。

円グラフを大きい順に並べられた

指定した通り、B列(売上)のデータを基準に表が並べ替えられました。

そして表の並べ替えに伴い、自動的に円グラフのデータも多い順に表示されるようになりました。

表を降順に変更することで、円グラフのデータを多い順に並べることができました。

また、表を元の順序に戻したい場合には、先ほどと同様に「範囲の並べ替え詳細オプション」を選択し、今度は連番の列(例:C列)を基準に昇順に並べ替えましょう。