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スプレッドシートの編集権限を誰でもに設定する方法
共有したスプレッドシートの編集権限は、特定の相手だけではなく、誰でもに設定することが可能です。
この記事では、スプレッドシートの編集権限を誰でもに設定する方法についてデバイス別に説明します。
この方法では、Google アカウントを持っていないユーザーでも、共有リンクにアクセスすると編集できるようになります。
スプレッドシードの編集権限を誰でもに設定する
PC(Windows)およびスマホのスプレッドシートで、ファイルを共有し、編集権限を誰でもに設定する方法をご紹介します。
PC
スプレッドシートで共有するファイルを開き、「共有」ボタンをクリックします。
共有ボタンは2つに分かれていますが、右側の「▼」はクイック共有操作となっています。
『「(ファイル名)」を共有』ダイアログボックスが表示されますので、①「制限付き ▼」をクリックし、②「リンクを知っている全員」を選択します。
アクセス権が「リンクを知っている全員」に更新されました。
デフォルトでは、編集権限が「閲覧者」となっています。編集者に変更するには①「閲覧者 ▼」をクリックし、②「編集者」を選択します。
編集権限が「編集者」に更新されました。
メール等でリンクを共有する際は、「リンクをコピー」をクリックします。
「リンクをコピーしました」と表示されます。
「完了」ボタンをクリックします。
「共有」ボタンに表示されたアイコンが変更し、リンクを知っている人は誰でも編集できるようになりました。
後からリンクをコピーする際は、「共有」ボタンの右側の①「▼(クイック共有操作)」をクリックし、②「リンクをコピー」を選択すると簡単にできます。
スマホ
ここでは、iPhoneを例に手順をご紹介しますが、Androidでも操作方法はほぼ同じです。
Google スプレッドシートアプリで共有するファイルを開き、「共有」アイコンをタップします。
「アクセス管理」の下に表示されたプロフィールアイコンをタップします。
「制限付き」をタップします。
再度「制限付き」をタップします。
「リンクを知っている全員」を選択します。
アクセス権が「リンクを知っている全員」に更新されました。
デフォルトでは、編集権限が「閲覧者」となっています。編集者に変更するには、「閲覧者 」をタップします。
「編集者」を選択します。
編集権限が「編集者」に更新されました。
メール等でリンクを共有する際は、「リンク」アイコンをタップします。
「リンクをクリップボードにコピーしました」と表示されます。
「<」をタップします。
「<」をタップします。
アクセス管理に表示されているアイコンも変更されました。
終了するには、「✕」をタップします。
多数のユーザーと共同編集する際の注意点
編集権限を誰でもに設定すると、多数のユーザーとファイルを共有し、共同編集することになります。
その際には、以下の点にご注意ください。
- 1つのファイルを共有できるメールアドレス:600件まで
- 同時編集:最大100個の開いた状態のタブまたはデバイスで可能。ただし、100個を超えた場合は、そのファイルのオーナーと編集権限のある一部のユーザーしか編集できない。