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スプレッドシートで宛名印刷をする方法
この記事では、無料サイトを活用することで、スプレッドシートで宛名印刷をする方法をご紹介します。
通常、スプレッドシートで宛名印刷を行おうとすると、高度なプログラミング技術が必要となりますが、ご紹介しているサイトを使用することで、誰でも簡単に宛名印刷を行うことができます。
大量のはがきを出さなければいけない場合に、ぜひお役立てください。
スプレッドシートで宛名印刷をする方法
「PosGO」というサイトを使って、スプレッドシートのデータを宛名印刷する方法をご紹介します。
PosGOは、無料で使用できるスプレッドシートの宛名印刷専用サイトです。このサイトを活用することで、誰でも簡単にスプレッドシートの宛名印刷を行えるようになります。
ただし、文字の大きさや配置を細かく設定することは難しいため、デザイン面で妥協をしたくないという方には不向きなサイトとなっていますので、ご注意ください。
詳しい方法については以下の通りです。
「PosGO」にアクセスします。
画面上部の「さぁ、始めよう」ボタンを押します。
「使い方」と記載されているページに自動で移動しました。
まず、PosGOで用意されているスプレッドシートを編集して、宛名のリストを作成します。
「サンプルのスプレッドシートをコピーする。」の「サンプルのスプレッドシート」を選択します。
PosGOのサンプルスプレッドシートが開きました。この状態では編集を行えないため、スプレッドシートをコピーします。
①「ファイル」タブ、②「コピーを作成」の順に選択します。
「ドキュメントをコピー」ダイアログボックスが表示されました。
①「名前」に任意のファイル名(例:宛名印刷リスト)を入力し、②「フォルダ」で保存先(例:マイドライブ)を指定します。③「コピーを作成」ボタンを押します。
コピーしたスプレッドシートが自動的に開きました。
それでは、宛名のリストを作成します。まず、A4セルからO22セルに元から入力されているデータをすべて削除します。
元から入力されていたデータを削除できました。次に、印刷を行う宛名を入力します。
①A4セルに「1」を入力し、②見出しの項目に沿って、4行目に宛先や差出人などの宛名データを作成します。
この際、入力した数字が半角の場合は横書き、全角の場合は縦書きで印刷が行われます。
また「住所1」や「住所2」のように、見出し項目に記載されている数字は印刷時の行数を表しています。
そのため例えば、「住所1」に「東京都渋谷区」、「住所2」に「1-1-1」と入力した場合には、「東京都渋谷区1-1-1」が2行に分割されて記載されます。
4行目に宛名データを作成することができました。
他にも印刷したい宛名がある場合には、同様の操作で5行目以降にデータを作成しましょう。
宛名の作成が完了したら、画面右上の「共有」ボタンを押します。
ダイアログボックスが表示されました。
①「一般的なアクセス」のプルダウンを開き、②「リンクを知っている全員」を選択します。
アクセス権限の設定を変更できました。「完了」ボタンを押します。
スプレッドシートに戻りました。以上で宛名のリストを作成できました。
最後に、スプレッドシートのURLを取得します。画面上部のURLを選択し、Ctrl+Cでコピーします。
次にPosGOのページに戻り、作成したスプレッドシートを使って宛名印刷を行います。
PosGOのページに戻りました。
先ほどコピーしたスプレッドシートのURLを入力ボックスにCtrl+Vなどで貼り付けます。
①「はがきの枠を表示する」と「デバックモード(出力日を出力します)」の選択状態を解除します。
②「宛先 郵便番号 X座標位置」に「44.0」、③「宛先 郵便番号 文字幅間隔」に「7.0」、④「差出人高さ」に「138」をそれぞれ入力します。
ただし、この数値は「Canon TS8330」というプリンターで普通はがきへ最もきれいに宛名印刷を行えたときのものです。
プリンターや印刷用紙の種類、住所の長さなどによっては、ご紹介している数値では、宛名がずれた状態で印刷が行われてしまうことがあります。
そのため、今回の数値はあくまでも参考に留め、必要によって変更してください。
⑤数値を入力できたら、「PDF作成」ボタンを押します。
「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されました。
①任意の保存先(例:デスクトップ)を選択し、②ファイル名(例:スプレッドシートで宛名印刷をする)を入力します。③「保存」ボタンを押します。
以上の操作でスプレッドシートのデータを基にした宛名がPDF形式でダウンロードされます。
ダウンロードが完了すると、画面右上に「最近のダウンロード」が表示されます。
ダウンロードしたPDF(例:スプレッドシートで宛名印刷をする)を選択します。
PDFが表示されました。
正しい位置に郵便番号や宛先、差出人が記載されていることを確認してください。
問題なければ、画面右上の「印刷」ボタンを押します。
「印刷」が表示されました。
①「送信先」のプルダウンから印刷に使用するプリンターを選択し、②「カラー」で印刷のカラー設定を指定します。③「詳細設定」を選択します。
①「用紙サイズ」で「はがき」、②「倍率」で「既定」をそれぞれプルダウンから選択します。③「印刷」ボタンを押します。
正しい位置に郵便番号や住所、氏名などのデータが記載された状態で、宛名印刷が行われました。
以上でスプレッドシートのデータを宛名印刷することができました。