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スプレッドシートで印刷範囲の指定をする方法
この記事では、スプレッドシートで印刷範囲の指定をする方法をご紹介します。
印刷範囲を指定することで、必要なデータだけを印刷できるようになるため、「印刷コストを抑えられる」「作業効率が上がる」などの様々なメリットがあります。
そのため、データ量の多い資料の場合には、範囲を指定した上で印刷を行うことをお勧めします。
スプレッドシートで印刷範囲の指定をする方法
スプレッドシートの中から、指定した範囲のみを印刷する2つの方法をご紹介します。
印刷範囲を選択する
範囲を選択することで、スプレッドシートの中から該当箇所のみを印刷する方法をご説明します。
スプレッドシートを開きます。
①印刷したい範囲(例:A1セルからD22セル)を選択し、②「印刷」ボタンを押します。
「印刷設定」が開きました。
①「印刷」で「選択中のセル」、②「用紙サイズ」で任意の用紙サイズ(例:A4)をそれぞれプルダウンから選択します。
③「ページの向き」で任意の方向(例:縦向き)を選択し、④「次へ」ボタンを押します。
「印刷」が表示されました。
①「送信先」のプルダウンから印刷に使用するプリンターを選択し、②「カラー」で印刷のカラー設定を指定します。③「印刷」ボタンを押します。
選択した範囲のデータのみが印刷されました。
範囲を指定して、スプレッドシートを印刷することができました。
改ページ機能で印刷する
スプレッドシートには、印刷時のページ分割位置を指定できる「改ページ機能」というものが提供されています。
この改ページ機能を使用することで、スプレッドシートの中から一部データのみを印刷するということが可能になります。
詳しい方法は以下の通りです。
スプレッドシートを開きます。
画面左上の「印刷」ボタンを押します。
「印刷設定」が開きました。
①「印刷」で「現在のシート」、②「用紙サイズ」で任意の用紙サイズ(例:A4)、③「ページの向き」で任意の方向(例:縦向き)を順に選択します。
④「カスタムの改ページを設定」を選択します。
改ページの設定画面が表示されました。
文書の上下左右にある点線をドラッグして、改ページ位置を指定します。
改ページ位置を指定できました。
今回の例だと、22行目と23行目の間にある線を軸に、上のデータが1ページ目、下のデータが2ページ目に分割されます。
改ページ位置を指定出来たら、画面右上の「改ページを確定」ボタンを押します。
「印刷設定」に戻りました。
「スケール」に「改ページに合わせる」が選択されていることを確認し、指定した位置で正しく分割されているか印刷プレビューでお確かめください。
問題なければ、画面右上の「次へ」ボタンを押します。
「印刷」が表示されました。
①「送信先」で印刷に使用するプリンター、②「ページ」で「カスタム」をそれぞれプルダウンから選択します。
③分割したページの内、印刷したい範囲が含まれているページ番号(例:1)を入力します。
④「カラー」で印刷のカラー設定を指定し、⑤「印刷」ボタンを押します。
指定したページのみが印刷され、該当範囲のデータが記載されています。
改ページ機能を使って、スプレッドシートから一部範囲のみを印刷することができました。