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YouTubeのスマート一時保存とは?

YouTubeの「一時保存」という機能をご存知の方は多くいらっしゃると思います。

しかし、「スマート一時保存」という機能はまだ多くの方には馴染みがないかもしれません。

この記事では、YouTubeのスマート一時保存とは何かについてご紹介します。

YouTubeのスマート一時保存とは?

YouTubeの「スマート一時保存」とは、再生履歴をもとにおすすめの動画を自動的に保存し、オフラインで再生してくれる機能のことです。

スマート一時保存を説明する

スマート一時保存は、Wi-Fiを通じて行い、PC(パソコン)やモバイルデバイス(iPhoneやAndroidなど)で利用できます。

自動保存される動画の数は、PCでは20本、モバイルデバイスではデバイス容量によって自由に設定できます。

これにより、自宅のWi-Fiで動画を事前に保存して、飛行機や通勤・通学時の電車の中など、外出先でおすすめ動画を楽しむことができます。

ただし、無料のYouTubeにはこの機能はありません。有料のYouTube プレミアムに加入している人が利用できます。

YouTube プレミアムを登録(契約)する方法

動画の画質について

スマート一時保存の動画の画質については、次の4つのうちから指定することができます。

  • フル HD(1080p)
  • 高画質(720p)
  • 中画質(360p)
  • 低画質(144p)

以下では、iPhoneとPCでそれぞれ画質を指定する方法をご紹介します。

iPhoneの場合

iPhoneのYouTubeアプリで画質を指定する方法をご紹介します。

自分のアイコンをタップ

YouTubeアプリを起動して、アカウントのアイコンをタップします。

設定を選択する

設定を選択します。

バックグラウンドとオフライン

バックグラウンドとオフラインを選択します。

スマート一時保存の調整

スマート一時保存の調整を選択します。

スマート一時保存の画質

スマート一時保存の画質を選択します。

画質を選択する

任意の画質(例:高画質)を選択し、②<を押して戻ります。

画質を指定できた

画質(例:高画質(720p))を指定することができました。

PCの場合

PCでは、ブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edgeなど)からYouTubeを開いて画質を指定します。

PCで画質を指定する方法については、以下の記事の「パソコンの場合」セクションをご参考ください。

YouTube プレミアムの動画ダウンロード(一時保存)方法

デバイスの容量について

モバイルデバイスでは、設定した容量分の動画が自動保存されます。

以下では、iPhoneのYouTubeアプリで容量を設定する方法をご紹介します。

なお、本記事「iPhoneの場合」セクションの続きからご説明します。

カスタムを選択する

カスタムを選択します。

容量を指定する

スライダーを使って容量を設定します。

○を任意の位置(容量)までドラッグします。

戻る

ここでは最大10GBまで設定したので、約34時間分の動画をオフライン再生できます。

<を押して戻ります。

デバイス容量を設定できた

容量(例:最大10GB)を設定することができました。

保存期間はいつまで?

スマート一時保存で保存された動画は、7日間保存されます。

7日間はおすすめの動画がオフライン状態で再生できます。しかし、7日を超えるとその動画は自動的に削除されてしまいます。

その代わりに他のおすすめ動画が新しく追加されます。

このように7日ごとに新しい動画に更新されます。

例えば、PCの場合は20本の動画すべてが7日後に入れ替わります。モバイルデバイスの場合も設定した容量分の本数が7日後に入れ替わります。

スマート一時保存の使い方

iPhoneのYouTubeアプリで、スマート一時保存を使う方法をご紹介します。

ただし、Wi-Fiから切断されたり、デバイスの容量が少なくなったりすると、一時保存は停止しますのでご注意ください。

ライブラリタブを選択する

YouTubeアプリを起動して、ライブラリをタップします。

オフラインを選択する

オフラインを選択します。

設定を選択する

画面右上の…、②設定の順に選択します。

スマート一時保存をオンにする

スマート一時保存をオンにします。

スマート一時保存ができた

おすすめ動画が自動で保存されました。

オフライン再生できるか試してみます。

コントロールセンターを開く

デバイスを機内モードにします。

iPhone 8以前をお使いの方は画面を下から上にスワイプiPhone X以降をお使いの方は右上から下に向かってスワイプしてコントロールセンターを開きます。

機内モードにする

機内モードをタップしてオンにします。Androidの場合も機内モードをタップしてオンにしましょう。

再生したい動画を選択する

再生したい動画を選択します。

オフライン再生できた

これで、ネットワークに接続していない場合でもオフラインで動画を再生することができます。

PCでのスマート一時保存の使い方

PCでスマート一時保存を使う方法をご紹介します。

PCで設定を開く

任意のブラウザからYouTubeを開き、①アカウントのアイコン、②設定の順に選択します。

スマート一時保存をオン

オフラインを選択し、②スマート一時保存を有効にするをオンにします。

保存している

画面左下に「スマート一時保存を更新しています」と表示され、保存が開始されます。

スマート一時保存できた

おすすめ動画が自動で保存されました。

オフライン再生できるか試してみます。

機内モードにする

①デスクトップ右下のインターネットアクセス、②機内モードの順に選択し、インターネット接続をオフにします。

お使いのPCやOSのバージョンによってインターネット接続をオフにする方法は異なりますのでご注意ください。

確かめる動画を選択する

オフライン再生したい動画を選択します。

PCでオフライン再生できた

インターネット接続を切った状態でも、動画を再生することができました。

動画の削除方法

iPhoneのYouTubeアプリで動画を削除する方法をご紹介します。

保存済みコンテンツから削除

スマート一時保存の一覧を開き、①削除したい動画の右端にある...、②保存済みコンテンツから削除の順に選択します。

動画が削除された

「オフラインから動画を削除しました」と表示され、動画を削除できました。

また、スマート一時保存のおすすめ動画を一括で削除することもできます。

設定を選択する

画面右上の...、②設定の順に選択します。

一時保存したコンテンツの削除

一時保存したコンテンツの削除を選択します。

削除を選択する

「一時保存したコンテンツを削除しますか?」ダイアログボックスが表示されます。

削除を選択します。

すべての動画が削除された

すべてのおすすめ動画が削除されました。削除すると、1日後に新しいおすすめ動画が追加されます。

PCの場合も同様の手順になります。