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Gboardの翻訳機能の使い方
Gboardには翻訳機能があり、テキスト入力と同時に「リアルタイム翻訳」ができます。Google 翻訳などの翻訳アプリを開く必要がないので、とても便利です。
この記事では、Gboardの翻訳機能の使い方について詳しく説明します。
AndroidとiPhone、それぞれの使い方をご紹介しますので、ぜひお試しください。
AndroidでGboardを使った翻訳機能の使い方
AndroidのGboardで、翻訳機能を使う方法をご紹介します。この機能を使うには、Android 7.0以上のバージョンが必要です。
GmailやKeepなど、テキスト入力が可能なアプリを開きます。例として、Gmailアプリを開き、「作成」ボタンをタップします。
テキストを入力する場所をタップします。今回の例では「メールを作成」をタップします。
「・・・」をタップします。
「翻訳」を選択します。
初めて翻訳機能を使う場合は「Google 翻訳使用中」ダイアログボックスが表示されますので、内容を確認し、「OK」をタップします。
「言語を検出」をタップします。
「原文の言語の選択」ダイアログボックスが表示されますので、言語を選択します。例として、一番下までスクロールし、「日本語」を選択します。
原文の言語が「日本語」に設定されました。「訳文の言語の選択」はデフォルトで英語となっていますので、他の言語を選択する場合は「英語」をタップし、言語を選択してください。今回は、そのまま「英語」を訳文の言語にします。
翻訳したいテキストを入力します。例として「昨日買い物へ行ったら、友達に会いました。」と入力します。入力と同時に、翻訳が始まります。
テキストを入力すると、プレビューが表示されます。別の翻訳候補を確認するには、表示された「プレビュー」をタップします。
今回の例では、別の翻訳候補が表示されませんでした。「削除」をタップすると、プレビューが削除されます。表示された翻訳を使用する場合は、「✓(選択)」アイコンをタップします。
そのまま翻訳を続ける場合は、テキストを入力します。テキスト入力ウィンドウを閉じるには、「←」をタップします。
元のキーボードに戻ります。
iPhoneでの翻訳機能の使い方
GmailやKeepなど、テキスト入力が可能なアプリを開きます。例として、Gmailアプリを開き、「作成」ボタンをタップします。
テキストを入力する場所をタップします。今回の例では「メールを作成」をタップします。
「G」マークをタップします。
「翻訳」を選択します。
初めて翻訳機能を使う場合は「Google 翻訳を使用中」と表示されますので、内容を確認し、「OK」をタップします。
翻訳する言語を設定しますので、「言語を検出する」をタップします。
①「原文の言語」、②「訳文の言語」を選択し、③「テキスト入力ボックス」をタップします。例として原文の言語を「日本語」、訳文の言語を「韓国語」とします。
①翻訳したいテキストを入力し、②「翻訳」ボタンをタップします。例として「ソウルで人気の観光スポットはどこですか?」と入力します。
翻訳したテキストが表示されます。前の画面に戻るには、「G」マークをタップします。
翻訳機能を終了するには、「←」をタップします。
元のキーボードに戻ります。
翻訳ができない場合
Gboardで翻訳できないのは、iPhoneユーザーの方に多く見られるようです。もし翻訳できない場合は、以下の対処法をお試しください。
フルアクセスを確認する
iPhoneユーザーの方がGboardアプリをインストールした際、フルアクセスを許可することになっていますが、それを許可していないことが原因かもしれません。
念のため、設定画面で確認してみましょう。
フルアクセスの確認方法は、下記記事の「フルアクセスを許可しているか確認」でご紹介していますので、ご参照ください。
画面表示を確認
iPhoneのGboardで翻訳機能を使う際は「G」マークをタップしますが、横画面でGboardを使おうとすると「G」マークが表示されないというトラブルが発生していたことがあります。
現在は上記のように表示されるようになっていますが、トラブル発生時は画面表示が拡大になっていることが原因だったようです。
もし同じトラブルが起こっている場合は、画面表示を確認してみましょう。
確認方法は、設定アプリを開き、「画面表示と明るさ」を選択します。
一番下までスクロールし、「表示」を選択します。
上記のように「拡大」と表示されている場合に、「G」マークが表示されないトラブルが発生していたようです。
もし「拡大」を選択していて「G」マークが表示されない場合は、「標準」をタップして変更し、再度「G」マークが表示されるか確認してみましょう。