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Google ドキュメントのおすすめのアドオン
この記事では、Google ドキュメントのアドオンについて詳しく説明します。
Google ドキュメントのアドオンの種類を確認する方法やおすすめのアドオンもご紹介しますので、ビジネスシーンなどでドキュメントを作成する際にご活用ください。
Google ドキュメントのアドオンとは?
アドオンは拡張機能のことを指しますが、Google ドキュメントに追加することで、より簡単にドキュメントを作成できます。
例えば、デジタル署名やプレゼンテーション向けの高度な画像編集など、標準機能にはないこともできるようになります。
アドオンの種類や料金を確認するにはドキュメントを開き、①「拡張機能」タブ、②「アドオン」、③「アドオンを取得」の順に選択します。
「Google Workspace Marketplace」が開き、ドキュメントと連携可能なアドオンが表示されます。
詳細情報を確認するには、アドオン(例:Lucidchart)を選択します。
対応デバイスにGoogle ドキュメントのアイコンが表示されていれば、利用可能です。「インストール」ボタンをクリックすると、インストールが開始します。
料金を確認するには、下にスクロールします。
詳細情報の料金に「無料(有料機能あり)」と記載されています。今回の例のように、「有料機能あり」となっているアドオンもありますが、基本的には無料で使えます。
Google ドキュメントのおすすめアドオン
Google ドキュメントと連携して使えるアドオンには、いろいろな種類があります。その中からおすすめのものや人気のアドオンをご紹介します。
ただし、海外のデベロッパーが多いため、ほとんど英語表記となっています。
ルビ
残念ながら、アドオンにもルビを振る機能はありませんが、Google ドキュメントのテキストボックスを使うことで、ふりがなを付けることは可能です。
その方法は、下記記事の「Google ドキュメントでルビを振る方法」でご紹介しています。代案として、ご利用ください。
差し込み印刷
「Foxy Labels: ラベルの制作と印刷」は、無料で利用できるアドオンです。今回はGoogle スプレッドシートで作成した住所等のリストを使い、Google ドキュメントでラベルを編集して印刷する方法を例としてご紹介します。
Foxy Labelsにアクセスし、「インストール」ボタンをクリックします。
「インストールの準備」ダイアログボックスが表示されますので、「続行」をクリックします。
「アカウントの選択」画面が表示されますので、Google ドキュメントにログインしているアカウントを選択します。
「Foxy LabelsがGoogle アカウントへのアクセスをリクエストしています」と表示されますので、許可する内容を確認します。
下へスクロールし、最後まで確認後「許可」をクリックします。
「Foxy Labels: ラベルの制作と印刷をインストールしました。」と表示されます。インストール場所について記載されていますので、内容を確認し、「✕」をクリックします。
ラベル作成のためGoogle ドキュメントを開き、「空白」をクリックします。
①「拡張機能」、②「Foxy Labels: ラベルの制作と印刷」、③「Create labels」の順に選択します。
「Foxy Labels」のサイドメニューが表示されますので、「Select template」をクリックします(すべて英語表記になります)。
テンプレートの一覧が表示されますので、①テンプレート(例:5160)を選択し、②「Apply template」ボタンをクリックします。テンプレートを選択すると、「Template details」で詳細情報を確認できます。
今回はスプレッドシートのデータを使いますので、「Select a spreadsheet」をクリックします。
スプレッドシートのタイトル一覧が表示されますので、①対象のスプレッドシート(例:ラベル印刷)を選択し、②「Select」ボタンをクリックします。
今回の例では、スプレッドシートに「郵便番号」「住所」「氏名」のデータを作成済みです。
選択したスプレッドシート(例:ラベル印刷)が表示されていることを確認し、「Select a field」をクリックします。
1番目に差し込みする項目(例:郵便番号)を選択します。
枠の中に選択した項目(例:郵便番号)が表示されます。
①カーソルを移動し、同様に②「Select a field」をクリックし、③2番目に差し込みする項目(例:住所)を選択します。
枠の中に選択した項目(例:住所)が表示されます。
①カーソルを移動し、同様に②「Select a field」をクリックし、③3番目に差し込みする項目(例:氏名)を選択します。
枠の中に選択した項目(例:氏名)が表示されます。
今回の例では、①{氏名}の後ろに「様」を入力し、②「Create labels」ボタンをクリックします。
ラベルの作成が完了すると「Your labels are ready.」と表示されますので、「Open」ボタンをクリックします。
新しいタブが開き、作成したラベルが表示されます。必要であれば微調整等を行い、印刷してください。
ラベルに画像を追加する方法等は、Foxy Labelのラベルの使い方をご参照ください。
ChatGPT
ChatGPTを利用するアドオンもあります(ただし、ChatGPTの開発元であるOpenAI社と提携していないデベロッパーも含まれます)。
例として、GPT for Sheets and Docsの使い方をご紹介します。インストール方法は、この記事の「差し込み印刷」セクションをご参照ください。
また、APIキーを取得するため、設定時にOpenAIにログインする必要があります。
アドオンをインストール後、新しいドキュメントで実際に使ってみましょう。Google ドキュメントを開き、「空白」をクリックします。
①「拡張機能」タブ、②「GPT for Sheets and Docs」、③「Set API key」の順に選択します。
「Api Key」ダイアログボックスが表示されますので、「Get your API key from the OpenAI dashboard.」をクリックします。
OpenAIのWebサイトが開き、「認証が必要です」と表示されますので、「ログイン」をクリックします(英語表記となっていますが、ここではGoogle 翻訳を使い、日本語に翻訳しています)。
アカウントを持っていない方は、「サインアップ」をクリックしてアカウントを作成してください。Google アカウントを使うことも可能です。
「+新しい秘密鍵」をクリックします。
APIキーが表示されますので、コピーアイコンをクリックします。表示されない場合はページの再読み込み、または再度「+新しい秘密鍵」をクリックしてください。
「APIキーをコピーしました!」と表示されますので、「わかりました」をクリックします。
「Api Key」ダイアログボックスが表示されているタブに戻り、①「Enter your OpenAI API key:」にコピーしたAPIキーをペーストし、②「Save API key」ボタンをクリックします。
①「拡張機能」タブ、②「GPT for Sheets and Docs」、③「Launch sidebar」の順に選択します。
GPT for Sheets and Docsを使用するためのサイドバーが起動します。①書いてほしいこと(例:おばあちゃんへの手紙)を入力し、②「Submit」ボタンをクリックすると、ドキュメントに表示されます。