Google ドキュメントの復元方法

この記事では、Google ドキュメントの復元方法についてデバイス別に説明します。

削除したドキュメントは、Google ドライブのゴミ箱内にあり、削除してから30日以内であれば復元可能です。

ただし、自分以外がオーナーの共有しているドキュメントについては復元できませんので、注意が必要です。

Google ドキュメントの復元について

削除したGoogle ドキュメントを復元する際、そのドキュメントの種類によってはできないケースがあります。

自分がオーナーになっているドキュメントの場合

自分がオーナーになっているドキュメントを削除すると、そのドキュメントはGoogle ドライブのゴミ箱に移動します。そして、ゴミ箱内のドキュメントは、30日後に自動的に削除されます。

そのため、ドキュメントを削除して30日以内であれば復元できますが、それ以降はできません。また、ゴミ箱から完全に削除した場合も、復元することはできません。

共有しているドキュメントの場合

自分がオーナー以外の共有しているドキュメントは、削除した後は復元できません。Google ドライブのゴミ箱を確認しても、表示されません。

復元したい場合は、オーナーへ依頼して再度共有リンクを送信してもらいましょう。

Google ドキュメントで削除したファイルを復元する方法

WindowsのGoogle ドキュメントで、自分がオーナーになっているファイルを削除した後に復元する方法をご紹介します。

Google ドキュメントからGoogle ドライブを開くには、Google ドキュメントのホーム画面の 「メインメニュー」アイコンをクリックします。Google Chromeをお使いの方は、「Google アプリ」アイコンをクリックし、Google ドライブを選択することができます。

「ドライブ」を選択します。

Google ドライブが開きますので、「ゴミ箱」を選択します。

①復元するファイルを選択し、②「復元」アイコンをクリックします。ファイルが多い場合は「ゴミ箱に移動した日付」をクリックすると、ファイルの名前などに並び替えることができます。

『「（ファイル名）を復元しました』と表示されますので、「ファイルの場所を表示」をクリックします。

マイドライブの内の復元したファイルの場所が表示されます。

Google ドキュメントのホーム画面を確認すると、復元したファイルが表示されます。

スマホ版でファイルを復元する方法

iPhoneおよびAndroidのGoogle ドキュメントアプリで、ファイルを復元する方法をご紹介します。

スマホでファイルを復元するには、Google ドライブアプリが必要です。iPhoneの方は、App Storeからインストールしましょう。

Androidの方はプリインストールされていると思いますが、アンインストールされた方は、再度Google Playでインストールしてください。

iPhone

Google ドライブアプリを開き、「メニュー」アイコンをタップします。

「ゴミ箱」をタップします。

①復元するドキュメントの「…」をタップし、②「復元」を選択します。ファイルが多い場合は「削除日」をタップすると、ファイルの名前などに並び替えることができます。

『「（ファイル名）」を復元しました』と表示されます。

Google ドキュメントアプリを開くと、復元したドキュメントが表示されます。

Android

Google ドライブアプリを開き、「メニュー」アイコンをタップします。

「ゴミ箱」をタップします。

①復元するドキュメントの「︙」をタップし、②「復元」を選択します。ファイルが多い場合は「削除日」をタップすると、ファイルの名前などに並び替えることができます。

「1個のアイテムを復元しました」と表示されます。

Google ドキュメントアプリを開くと、復元したドキュメントが表示されます。

Google ドキュメントのコメントを復元する

WindowsのGoogle ドキュメントで、解決済みのコメントを復元する方法をご紹介します。

Google ドキュメントを開き、対象のドキュメントを選択します。

「コメント履歴を開く」アイコンをクリックします。ショートカットキー「Ctrl＋Alt＋Shift＋A」でも可能です。

①「すべて」をクリックし、②「解決済み」を選択します。

①復元するコメントの「︙」をクリックし、②「再開する」を選択します。

解決済みのコメントが復元され、「再開しました」と表示されます。

ただし、復元したコメントをしたユーザーが通知設定をオンにしている場合は、再開したことがGmailで通知されます。