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Google ドキュメントで画像の文字起こしをする方法
この記事では、Google ドキュメントで画像の文字起こしをする方法について説明します。
画像の文字起こしをするには、Google ドライブに画像のファイルをアップロードし、その後テキストに変換します。
文字起こしをするためのファイルの条件についてもご紹介しますので、アップロードする前に確認しましょう。
文字起こしができる画像ファイルについて
Google ドライブ ヘルプには、テキストに変換できる画像ファイルについて、以下のように記載しています。
アップロードする前にご確認ください。
項目 | 条件 |
---|---|
形式 | PDF(マルチページ ドキュメント)または写真ファイル(.jpeg、.jpg、.png、.gif) |
ファイルサイズ | 2 MB以下 |
解像度 | テキストの高さは10 ピクセル以上 |
向き | ドキュメントは正しい向きにすること。画像の向きが正しくない場合は、回転させてからGoogle ドライブにアップロードすること。 |
フォントと文字セット | ArialやTimes New Romanなどの一般的なフォントを使用 |
画質 | 明るさが均一で、コントラストがはっきりしたシャープな画像を使用すること。 |
iPhoneで撮影した写真はHEIC形式となっているため、JPEG形式等へ変換する必要があります。
次のセクションでは、Google フォトの写真(iPhoneで撮影)をGoogle ドライブにアップロードし、文字起こしをする方法をご紹介していますので、iPhoneユーザーの方はご参照ください。
Google ドキュメントで画像の文字起こしをする方法
PC(Windows)のGoogle ドキュメントで、画像の文字起こしをする方法をご紹介します。今回の例では、Google フォトに保存している写真(iPhoneで撮影)を使用します。
Google フォトを開き、文字起こしをする写真を選択します。
HEIC形式からJPG形式に変換するため、「編集」アイコンをクリックします。少しだけ写真を編集しますが、ダウンロード後に元に戻すことができます。
画面右側に編集画面が表示されますので、「調整」アイコンをクリックします。
今回の例では、①明るさを調整し、②「保存」ボタンをクリックします。
「︙(その他オプション)」をクリックします。
「ダウンロード」を選択します。ショートカットキー「Shift+D」でも可能です。
ダウンロードが完了したファイル名には「.jpg」と表示されています。HEIC形式に戻すには、再度「編集」アイコンをクリックします。
「元に戻す」をクリックします。
「保存」ボタンをクリックします。
編集前のHEIC形式に戻りました。「情報」アイコンをクリックすると、現在の形式等の確認ができます。
ダウンロードしたGoogle フォトの写真をアップロードするためGoogle ドライブを開き、「+ 新規」をクリックします。
「ファイルのアップロード」を選択します。
「開く」画面が表示されますので、①ダウンロードした写真のファイルを選択し、②「開く」ボタンをクリックします。
アップロード完了後、ファイルの場所を表示するため、「✓」アイコンをクリックします。
①表示されたファイル上で右クリックし、②「アプリで開く」、③「Google ドキュメント」の順に選択します。
Google ドキュメントが開き、文字起こしが開始します。テキストの量によっては、多少時間がかかります。文字起こしが完了すると、ドキュメントに画像が表示されます。下へスクロールします。
画像のテキストが表示されます。今回の例では、写真のテキストがすべて表示されました。精度については問題ないと言えます。