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グーグル マップの距離測定についての情報まとめ
グーグル マップには、経路の検索やマイマップの作成などいろいろな機能がありますが、距離を測定する機能もあります。
直線距離はもちろん、2点間の経路の距離を測ることも可能です。
この記事では、グーグル マップでできる距離の測定方法に関する情報についてまとめました。
普段何気なく通っている道路などを測ってみませんか?
グーグル マップで2点間の経路の距離を測る
グーグル マップでは、どの道を通るのか必要な分だけ地点を追加して、出発地から目的地までの2点間の経路の距離を測ることが可能です。
いつもの散歩コースやランニングコースの距離を測ってみませんか?
以下の記事では、グーグル マップで経路の距離を測る方法についてご紹介をしています。
グーグル マップで直線距離を測る
2点間の直線距離はどのくらいなのか、グーグル マップを使えば簡単に測ることができます。
また、PCだけではなく、スマホ(iPhone、Android)でも直線距離を測ることが可能です。
以下の記事では、グーグル マップで直線距離を測る方法についてデバイス別に詳しく説明しています。
ツールを利用して円の距離を測る
グーグル マップで半径の距離を指定した円を描いて「駅から半径2km以内の場所はどのあたりまでなのか」「家から半径1km以内にどんなお店があるのか」など知りたいと思ったことはありませんか?
一見難しそうに感じてしまうかもしれませんが、ツールを利用することで簡単に地図上に円を表示することができます。
以下の記事では、無料のツールを利用して、グーグル マップで半径の距離を指定した円を表示する方法についてご紹介をしています。
距離と時間の関係
グーグル マップで経路検索をすると距離と時間が表示されますが、どのような関係になっているのでしょうか?
賃貸情報でよく見かける「◯◯駅から徒歩✕分」などの所要時間は、規約により「徒歩1分=道路距離80m」そして「80m以下の端数は切り捨てずに1分」と算出されているようです。
実際にグーグル マップで経路検索をして、確認してみましょう。
ここでは、スマホ(iPhone)の「Google Maps」を使って、経路検索をしてみます。
例として、「出発地:浜松町駅、目的地:東京タワー」で経路検索(徒歩)すると、最適ルート(青の表示)は「21分(1.4km)」と高低差が表示されます。
分速に直すと「約67m」となり、不動産の情報よりはゆっくり歩くスピードで算出していることになります。
しかし、あくまでも距離から算出している可能性が高いため、実際に歩いてみると信号待ちなどでもっと時間がかかる可能性があります。
次は「道順」をタップして詳細情報を確認します。
高低差がわかる「標高グラフ」が表示されます。
実際に歩く際の参考になりますね。
今度は、東京以外の地域で経路検索をして比較してみましょう。
例として「出発地:札幌駅、目的地:さっぽろテレビ塔」で経路検索(徒歩)すると、最適ルート(青の表示)は「13分(950m)ほぼ平坦」と表示されます。
また、分速に直すと「約73m」となります。東京の例よりは少し早歩きになりますが、不動産の情報よりはまだ遅いスピードです。
同じく「道順」をタップします。
高低差がない場合は、標高グラフは表示されないようです。
「マップ ヘルプ」でも距離と時間の関係についての記載はありません。
あくまでも「時間」については、目安だと考えておいた方がいいかもしれません。
測定の誤差はある?
グーグル マップで距離を測定する際、誤差はあるのか、その正確さが気になる方も多いかもしれません。
もし、2点間の経路を地点を追加しながら測定する場合、正確な距離を知りたいのであれば、地点を細かく設定するようにしましょう。
そうすることで測定結果の精度が上がり、誤差は少なくなります。
カーブしている道路だと面倒に感じてしまうかもしれませんが、それでも細かく地点を追加することでより正確な距離を測定することができます。
距離測定ができない場合
アプリ「Google Maps」をインストール済みであれば、スマホ(iPhone)で簡単に距離測定ができるのですが、もしできない場合は以下のことをお試し下さい。
位置情報を確認する
現在地からの距離を測定する場合、位置情報がONになっていないと現在地が表示されません。
以下の手順で確認し、位置情報の設定を行いましょう。
「設定アプリ」を開き、「プライバシー」を選択します。
プライバシー設定画面が表示されますので、「位置情報サービス」を選択します。
位置情報サービス設定画面が表示されますので、「位置情報サービス」がONになっているか確認します。
もし「OFF」になっていた場合は「ON」にします。
下にスクロールし、アプリ一覧の中から「Google Maps」を選択します。
「Google Maps」位置情報設定画面が表示されますので、「このAppの使用中のみ許可」または「常に」を選択します。
「Google Maps」を開き、現在地を示す青い点が表示されていれば設定完了です。
ピンを立てる位置を確認
iPhoneのグーグル マップのアプリ「Google Maps」を使って距離を測定する場合、ピンを立てる位置によっては距離を測定できない場合があります。
距離を測定する手順は、場所(始点)を表示し、ロングタップ(長押し)すると赤いピンが立ち、「指定した地点」をタップし「距離を測定」をタップする流れになっています。
この時、「指定した地点」ではなく「場所名」が表示されると、「距離を測定」と表示されないようです。
例として、始点を「大阪国際空港」とし赤いピンを表示させ、「指定した地点」をタップします。
「距離を測定」の表示がありますので、距離を測定することができます。
次は、違う場所に赤いピンを表示させます。
そうすると「Itami Airport」と表示されますので、タップします。
「距離を測定」と表示されないため、距離を測定することができません。
赤いピンを立てる際に「指定した地点」と表示されているかどうか確認しましょう。