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Google画像検索が変わった事例について

こちらの記事では、Google画像検索が変わった事例についてご紹介します。

ユーザーの利便性向上を目指し、これまで何度かGoogle画像検索には変更が加えられてきました。

年ごとの変更の詳細や、変わった状態を戻す方法はあるのかということについてご紹介します。変わってしまって困っているという方も、ぜひ参考にしてみてください。

Google画像検索が変わった?

変更年ごとに、Google画像検索に加えられた変更点を紹介します。中には、「改悪ではないか」という変更点もあるので、そういったユーザーの声も合わせて紹介します。

2022年

2022年に加えられた変更は、従来、Webサイトに掲載された画像を右クリックすることで、その画像をもとにGoogle画像検索ができたのが、Google レンズが立ち上がるようになったという点です。

表示

従来であれば、画像を右クリックすることで表示されるメニューに「Googleで画像を検索」と表示されていたのが、2022年の変更で「Google Lensで画像を検索」という項目に変わっています。

クリックすると、Google レンズの検索画面が画面右に登場します。

用途としては似たようなものではありますが、従来のGoogle画像検索を利用したいという方からは、「改悪」という声も上がっているようです。

2021年

2021年に行われた変更は、Googleのトップページのアイコンの非表示化という変更です。

アイコンの削除

変更以前の場合は、Googleのトップページの検索窓内(矢印の箇所)にカメラのアイコンが設置してあり、クリックすることで、入力した検索ワードで画像検索をすることができました。

しかし変更後は、カメラのアイコンが削除され、画面右上の「画像」というテキストが表示されるようになりました。「画像」をクリックすることで、画像検索を行える画面に遷移します。

画像検索

こちらが遷移先の画面です。こちらから画像検索が行えます。

ユーザーとしては、手間が一操作分増えるので、こちらの変更についても改悪という声が上がっています。

2020年

2020年に行われた変更は、検索内部のシステムの変更です。具体的には、画像検索の質を改善して、重複画像を減らしたり、視覚的に明確に区分できる画像が表示されるという効果があるとされています。

こちらの変更に関しては、2021年2月に発表されていますが、2020年11月にすでにアップデートされていたそうです。

2018年

2018年に行われた変更は、検索結果の一覧画面での表示項目と、検索順位のアルゴリズムの変更です。

おすすめ

一覧画面での変更箇所はふたつあります。一つは、検索に関連する画像が調べやすくなるように、おすすめのタグが表示されるようになりました。

結果からさらに詳しく調べたいときなどに、非常に便利です。

引用元

もうひとつの変更点は、画像の引用元のURLが掲載されるようになりました。どういったサイトの画像なのかが分かることで、その画像についての信頼性が分かるなどのメリットがあります。

そのほか、検索アルゴリズムの変更点としては、画像の掲載サイトの権威性や、新しさなどを加え、よりユーザーにとって高い利便性を得られるよう、変更が行われました。

Google画像検索が変わったので戻すには?

上記で紹介している年ごとの変更点を戻す方法はないのかということについてご紹介します。変更が改悪ではないかと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

2022年の変更を戻す

2022年の変更については、Google Chromeのflags設定を操作することで、変更をもとに戻せます。

以下の記事にて、具体的な手順を詳しくご紹介しています。

Google レンズはいらないので画像検索に戻す方法

2021年の変更を戻す

ブラウザの拡張機能をインストールすることで、カメラのアイコンを実装することができます。

拡張機能

それを可能にするのが、この「View Image」という拡張機能です。

ただ、拡張機能が今後のGoogleのアップデートと同様にアップデートされるかは不明な点と、旧バージョンに戻すことによるセキュリティ上の懸念などから、おすすめはできません。実施するのであれば、自己責任で行ってください。

2020年の変更を戻す

2020年に行われた変更は、残念ながら戻すことができません。

機能の有無や、表示の有無といった目に見えるものではなく、あくまでサービス内部での変更のため、変更したいという声自体が少ないようです。

2018年の変更を戻す

2018年に行われた変更は、残念ながら戻すことができません。

ただ、2018年に行われた変更に関しては、単純に利便性が高まる内容であったため、変更を元に戻したいという声自体が少ないようです。