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スプレッドシートのチェックボックスとIF関数を組み合わせる方法
Google スプレッドシートのチェックボックスとIF関数を組み合わせることで、チェックを判別して文字列を入力したり、値を入力して計算を自動的にすることができます。
この記事では、IF関数をチェックボックスと組み合わせて使用する方法を分かりやすく紹介します。
スプレッドシートのチェックボックスとIF関数を組み合わせる方法
IF関数とは、指定した条件を満たしている時と、満たしていない時で異なる文字列や値を返す関数です。
IF関数を使用することで、チェックボックスのチェックの有無を条件として、値を自動的に割り出すことができます。
スプレッドシートのチェックボックスとIF関数を組み合わせる方法を用途別に紹介します。
チェックを条件にして文字列を変更する
文字列を返したいセルを選択します。
「=IF(」と入力します。
全て半角で入力してください。
対象となるチェックボックスのあるセルを選択します。
セル番号が自動的に入力されました。
続けて「=TRUE,」と入力します。
チェックの有無は、TRUEとFALSEの状態で分けられており、これらの文字列をIF関数と組み合わせます。
チェックボックスにおけるTRUEやFALSEの状態については、以下の記事にて解説しています。
続けて「"はい","いいえ"
」と入力します。
これは「"チェック済の文字列","チェックなしの文字列"
」を意味します。
数式を確定させるために、Enterキーを押します。
対象となる全てのセルに数式をコピーするため、数式を入力したセル右下を下方向にドラッグします。
ランダムにチェックを入れてみます。
チェックボックスの状態によって、数式の入ったC列に文字列が返されました。
チェックを条件にしてセルを参照する
値を返したいセルを選択します。
「=IF(」と入力します。
対象となるチェックボックスのあるセルを選択します。
セル番号が自動的に入力されました。
続けて「=TRUE,」と入力します。
続けて、対象となる値が入力されているセルを選択します。
セル番号が自動的に入力されました。
続けて「,0」と入力します。
これは「チェックなしの場合は0」を意味します。
数式を確定させるために、Enterキーを押します。
対象となる全てのセルに数式をコピーするため、数式を入力したセル右下を下方向にドラッグします。
数式の入ったセルに値が返されました。
合計値にも値が反映され、連動して計算することができます。