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スプレッドシートでセルの書式設定をする方法
Google スプレッドシートでは、Microsoft Excelでお馴染みの「セルの書式設定」という名前で表示されるものはありません。
しかしながら、Excelにおける「セルの書式設定」で行える設定や使える機能のほとんどを、スプレッドシートでも行うことができます。
この記事では、Excelにおけるセルの書式設定で行えることを、スプレッドシートではどのように行うかを、分かりやすく紹介します。
スプレッドシートでセルの書式設定をする方法
Excelにおける「セルの書式設定」で使える設定は、以下の通りです。
- 表示形式
- 配置
- フォント
- 罫線
- 塗りつぶし
- 保護
それぞれをGoogle スプレッドシートで行う方法について解説します。
表示形式
Excelの「表示形式」では、数字の表示方法を日付や通貨、パーセンテージなどで自動で表示したり、ユーザー定義を用いて設定を行うことができます。
以下より、スプレッドシートで行う方法を紹介します。
「表示形式」をクリックします。
「数字」を選択します。
設定項目が表示されました。
ここでは仮に「通貨」を選択してみます。
100の数を入力したセルが、自動的に通貨形式で表示されました。
配置
Excelの「配置」設定では、文字位置を変更したり、長い文字列を折り返して表示するような文字の制御などを行うことができます。
以下より、スプレッドシートで行う方法を紹介します。
「表示形式」をクリックします。
配置、ラッピング、回転がExcelの「配置」設定に該当します。
ここでは仮に「配置」の「中央」を選択してみます。
文字列がセルの中央に表示されました。
フォント
Excelの「フォント」設定では、フォントサイズを変更したり、テキストを太字や斜体のような形に表示するなどのことができます。
以下より、スプレッドシートで行う方法を紹介します。
「表示形式」をクリックします。
テキスト、フォントサイズがExcelの「フォント」設定に該当します。
ここでは仮に「テキスト」の「太字」を選択してみます。
文字列が太字で表示されました。
罫線
Excelの「罫線」設定では、セルの枠に線を付けたり、その線の種類や色を変更するなどを行うことができます。
以下より、スプレッドシートで行う方法を紹介します。
メニューバーの「枠線」をクリックします。
罫線のような機能が表示されます。
ここでは仮に「下の枠線」を選択してみます。
セルに設定した枠線が表示されました。
塗りつぶし
Excelの「塗りつぶし」設定では、セルに色を付けることができます。
以下より、スプレッドシートで行う方法を紹介します。
メニューバーの「塗りつぶしの色」をクリックします。
塗りつぶしに該当する機能が表示されます。
ここでは仮に「明るいオレンジ 3」を選択してみます。
セルに設定したとおりの色付けがされました。
保護
Excelの「保護」設定では、セルを非表示にしたり、シートを保護することができます。
以下の記事にて、スプレッドシートでセルの保護を行う方法を詳しく解説します。
以下の記事にて、スプレッドシートでシートの保護を行う方法を詳しく解説します。