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スプレッドシートのショートカットを作成する方法

こちらの記事では、スプレッドシートのショートカットを作成する方法についてご紹介します。

スプレッドシートの「ショートカット」というと、スプレッドシートを編集している中で使用する操作のショートカットと、スプレッドシートを開く(アクセスする)ためのショートカットが存在します。

それぞれの方法についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

スプレッドシートを開くためのショートカットを作成する

以下の記事にて、デスクトップにスプレッドシートのショートカットを作成する方法をご紹介しています。

デスクトップ上にスプレッドシートのショートカットを作成することは、作業効率を飛躍的に向上させることにつながります。

ショートカットを作成することで、すぐにファイルへアクセスできます。ぜひ参考にしてみてください。

デスクトップにスプレッドシートのショートカットを作成する方法

編集操作で使用するショートカットを作成する

以下にて、一例としてセル内のテキストの位置を変更するショートカットを作成してみます。

セルを選択して、特定のショートカットキーを入力するだけで、任意のテキストの位置を設定できます。

ショートカットを作成するには、マクロを使った方法が一般的です。以下の内容通り行っていけば簡単ですので、お気軽に試してみてください。

拡張機能

画面上部のメニューから「拡張機能」をクリックして、②表示されるメニューから「マクロ」を選択し、③「マクロを記録」を選択します。

右

①シート内のどこでも構いませんのでセル(例:E1)を選択して、②「テキストの位置」アイコンをクリックし、③任意の位置(例:右)を選択します。

保存

上記で選択したセルで、テキストの位置が変更されたら、画面中央下に表示されているこちらのメニュー内の「保存」をクリックします。

新しいマクロの保存

「新しいマクロの保存」ダイアログボックスが表示されます。①マクロの名前をつけて、②登録したいショートカット(数字のみ入力可)を入力し、③「保存」ボタンをクリックします。なお、ショートカットのCtrl + Alt + Shiftの部分は変更できません。

以上の操作で、テキストの位置を右寄せにするマクロが保存されました。ただし、この状態でショートカットキーを押しても、常に先ほど選択したセル(例:E1)が右寄せになります。

他のセルを操作したい場合は、マクロを少し編集する必要があります。手順は以下の通りです。

マクロ

画面上部のメニューから「拡張機能」をクリックして、②表示されるメニューから「マクロ」を選択し、③「マクロを管理」を選択します。

編集

「マクロの管理」ダイアログボックスが表示されるので、①作成したマクロ(例:無題のマクロ)の横にある「メニュー」アイコンをクリックして、②「スクリプトを編集」を選択します。

range

マクロの編集画面が別タブで開き、上記画像のようなコードが表示されます。

コード内の「getRange( ‘E1’ )」をドラッグして選択します。

※「E1」という数字は、テキストの位置を変更したセルのことを指します。

activecall

①先ほど選択した「getRange( ‘E1’ )」をBackSpaceキー、もしくはでDeleteキーで削除し、代わりに「getActiveCell()」を入力して、②「プロジェクトを保存」をアイコンをクリックします。

「getActiveCell()」は、現在選択しているセルを取得するという意味を持ちます。

以上でマクロの編集は完了です。

ショートカット入力

選択したセルをについて、ショートカットで自由にテキスト位置を変更できるようになっています。

テキストの位置を変更したいセル(例:E2)を選択して、②登録したショートカットキー(例:Ctrl + Shift + Alt + 1)を押してみてください。

完了

セルのテキストがマクロで記録したときの位置に変更されます。

以上が、スプレッドシートでテキストのセルの位置を変更するショートカットの作成方法です。

基本的に、紹介した流れのように、マクロの記録をして、ショートカットとしての操作を設定するということをすれば、ショートカットは作成可能です。

その他の作成事例

上記で紹介した内容と同じ方法を使って、ショートカットを作った事例を、以下の記事内で紹介しています。

記事内では、セルの色を塗りつぶすためのショートカットを作成する方法をご紹介しています。このように、マクロを使ったショートカットの作成は、さまざまな操作に適用できますので、ぜひ参考にしてみてください。

スプレッドシートの塗りつぶしに関するショートカット