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スプレッドシートに画像を挿入する方法
こちらの記事では、スプレッドシートに画像を挿入する方法をご紹介します。
画像を挿入する方法はいくつかあり、用途によって使い分けることをおすすめします。どれも比較的シンプルな手順で画像を挿入できますので、ぜひ参考にしてみてください。
スプレッドシートに画像を挿入する方法
スプレッドシートに画像を挿入する方法は3つあります。
メニューから画像を挿入する
こちらがスタンダードな方法です。シンプルにシートに画像を挿入したいだけであればこちらの手順をおすすめします。手順は以下の通りです。
①図形を挿入したい場所のセルを選択し、②画面上部のメニューから「挿入」をクリックして、③表示される一覧から「画像」をクリックし、④画像の配置方法を指定します。今回は「セル上に画像を挿入」を選択します。
※④は、挿入する画像の配置を指定します。「セル内に画像を挿入」した場合は、文字通り、選択したセルの中に画像が配置されます。「セル上に画像を挿入」を選択した場合は、セルの上に画像が配置されるため、挿入後に自由に場所を移動させることができます。
「画像の挿入」画面が開くので、お好みの方法で挿入したい画像をアップロードします。今回はパソコン内部のストレージに保存された画像を使用するので、「参照」をクリックします。
「開く」ダイアログボックスが開いたら、①アップロードしたいファイルを選択して、②「開く」ボタンをクリックします。
以上の操作により画像ファイルが挿入されます。
図形描画から画像を挿入する
図形描画から画像を挿入すると、複数の画像や図形の表示順序(前面・背面など)を変更したり、画像の上にテキストボックスを入れるなどの編集ができます。手順は以下の通りです。
①画面上部のメニューから「挿入」をクリックして、②表示される一覧から「図形描画」をクリックします。
「図形描画」画面が開いたら、上部のメニューから「画像」アイコンをクリックします。
「画像の挿入」画面が開くので、お好みの方法で挿入したい画像をアップロードします。今回はパソコン内部のストレージに保存された画像を使用するので、「参照」をクリックします。
「開く」ダイアログボックスが開いたら、①アップロードしたいファイルを選択して、②「開く」ボタンをクリックします。
選択した画像が表示されたことを確認して、画面右上の「保存して閉じる」ボタンをクリックします。
以上の操作により、画像ファイルが挿入されます。
IMAGE関数から画像を挿入する
「IMAGE関数」とは、画像のURLを指定し、セルの中に画像を挿入することができる関数です。
単に画像を挿入するだけでなく、画像のサイズも自由に指定できます。また、セル内に画像を配置するので、セルのサイズを変更した時に画像のサイズも一緒に変更されるので、とても便利です。
なお、こちらの関数を利用する場合は、画像がWeb上にアップロードされていることが必須になります。
画像を挿入したいセルに「=IMAGE("画像URL", モード)
」を入力します。
モードについては1~4の数字が入りますが、今回は「1」を入力します。それぞれの違いは下記にてご紹介しています。
画像が挿入されます。以上が、関数を用いて画像を挿入するための手順です。
メニューからセル内に画像を挿入することとの違い
ここまでのご紹介では、本記事の上部で紹介している、メニューから画像を挿入して、「セル内に画像を挿入」とどう違うのかが分からないと思います。
違いとしては、画像の幅をピクセルで指定できる点です。構文と記述例は以下の通りです。
=IMAGE("画像URL", [モード], [高さ], [幅])
画像URL
画像のURLです。URLの値は、二重引用符で囲むか、適切なテキストを含むセルへの参照にする必要があります。
モード(省略可能 デフォルトは1)
画像のサイズ設定に関する値を入力します。1~4の数値が入力され、それぞれの設定は以下の通りです。
モード | 説明 |
---|---|
1 | 画像のアスペクト比を変えずに、セル内に収まるように画像サイズを変更する |
2 | 画像のアスペクト比を無視し、セル内に収まるように画像を引き延ばすか決める |
3 | 画像を元のサイズのままにする。その場合、画像がトリミングされる可能性がある |
4 | カスタムサイズに変更する |
高さ・幅
モードとして4を選択した場合は、その後の記述で、縦と横の長さをピクセルで指定します。下記の場合、縦50ピクセル、横260ピクセルで画像が挿入されます。
=IMAGE("https:xxx.jpg",4,50,260)
スマホ版スプレッドシートで画像を挿入する
以下の記事にて、スマホ版スプレッドシートで画像を挿入する方法をご紹介しています。
スプレッドシートの利用者の中には、スマホを使ってスプレッドシートを使いたいという方も多いと思います。
スマホ版は、パソコン版に比べると、利用できるメニューは少ないながらも、画像の挿入はきちんと行うことができますので、ぜひ参考にしてみてください。